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【2018年】オーケストラに使える!おすすめストリングス音源とその特徴【DTM】

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【2018.05.20に『Hollywood Orchestra Diamond Edition』『Orchestral Suite』『VIENNA SYMPHONIC LIBRARY』と購入リンク3件追加しました】

これまで多数の会社からクオリティの高いサンプリング音源が発表されていますが、音楽制作をする人なら気にならないという人はいないでしょう。

自分好みのサンプリング音源を使いたいからこそ、まだ使ったことがない・知らない音源の情報・特徴を把握したい。しかし時は金なりというように膨大な数が発表されている音源をすべてチェックするのは容易ではなく、音源自体の価格も鑑みると至難の業です。

そこで今回はサンプリング音源のなかでオーケストラ総合音源含むストリングス音源について紹介しようと思います。

SPITFIRE AUDIO

ALBION ONE

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税込価格 ¥55,004 (現地定価:GBP 332.50) ※SONICWIRE HPでの表記価格

「ALBION ONE」は「ALBION – VOL.1」のメジャーアップデート版です。アップデート版といいつつ、サウンドは完全新録。また、アーティキュレーションも多くのパターンが収録されています。

映画音楽制作向けのスコアリング・ツールですがゲーム音楽にも使えるオーケストラ音源です。 その一例としてスクウェア・エニックスのコンポーザーである鈴木光人氏も愛用しており、実際にFFシリーズのゲーム音楽制作にも使われています。
 

またALBION – VOL.1ユーザーの場合、通常価格の約40%OFFの価格でクロスグレード版の購入が可能なのでユーザーの人はおトクにALBION ONEを入手可能となっています。

長所について

ALBION ONEは単体で音楽制作がある程度できるため楽曲の骨格作りに作りやすく、構想を練るには使いやすいタイプの音源です。

短所について

ある程度の楽曲はALBION ONE単体で作れるものの、細部まで作りこむ場合はほかの音源の必要性を感じることもあります。

 

SPITFIRE CHAMBER STRINGS

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税込価格 ¥83,235 (現地定価:GBP 499.17) ※SONICWIRE HPでの表記価格
 
SPITFIRE CHAMBER STRINGSは「SPITFIRE SYMPHONIC STRINGS」とサンプリング方法が似ており、ヴィンテージもののアナログ機材を仲介して96kHZデジタル収録されている音源です。
16名の奏者の244もの膨大な数のアーティキュレーションが収録されていることもあり、曲制作の幅を広げられる可能性を持ち、主要なものは勿論のことフォールダウンなどユニークなアーティキュレーションも追加収録されています。
また、4種類の追加マイクポジション、3種類のステレオミックスの拡張する専用パックがあり、こちらはSPITFIRE CHAMBER STRINGSユーザーのみ購入が可能となっています。
 

 

SPITFIRE SYMPHONIC STRINGS

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税込価格 ¥92,016 (現地定価:USD 799.00) ※SONICWIRE HPでの表記価格
 
SPITFIRE SYMPHONIC STRINGSは「SPITFIRE CHAMBER STRINGS」とサンプリング方法が似ており、ヴィンテージもののアナログ機材を仲介して96kHZデジタル収録されている音源です。
総勢60名の奏者による175ものアーティキュレーションが3つのマイクポジションで収録されているだけでなく、各ストリングスセクションだけならずアンサンブルもあるためそのバリエーションから曲制作の助けとなってくれます。
SPITFIRE CHAMBER STRINGSと比較すると奏者の多さもありオーケストラ・映画音楽向けのサンプリング音源ではないかと思います。
 

Cinesamples

CineStrings CORE

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$499※Cinesamples HPでの表記価格 2018年2月上旬の為替レート(1ドル108円)だと¥53,892
 
CineStrings COREはこれまでのストリングス音源の中でトップクラスといえるくらい機能や奏法が多く、音域も広いなどのメリットを感じさせる内容となっています。
発売当初ソフトの重さや音の立ち上がりの遅さなどの問題点があったものの1.3アップデートでその多くを解消。
特にCineStrings SOLOから採用されたCineSamples Adaptive Legato Engine(シネサンプルズ アダプティブ レガート エンジン)が搭載されたことでスムーズに作業するできるように改善されたことで再評価されたストリングス音源といえます。

CINEMATIC STRINGS

CINEMATIC STUDIO STRINGS

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税込価格 ¥43,945 (現地定価:USD 399.00) ※SONICWIRE HPの表記価格
 
CINEMATIC STUDIO STRINGSはCINEMATIC STRINGS2をベースに制作されたインターフェースのおかげでパッチリストやキースイッチなどの多くある機能を1つのGUIページで使用することができます。
また、多機能だけあって音作りを幅広くできるものの、使い始めはその機能の多さに戸惑いを感じる人もいるかもしれません。 
 

CINEMATIC STUDIO SOLO STRINGS

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税込価格 ¥31,881 (現地定価:USD 299.00) ※SONICWIRE HPの表記価格
CINEMATIC STUDIO SOLO STRINGSはその名前の通り映画音楽向けのソロストリングス音源です。
先述したCINEMATIC STUDIO STRINGSにマッチするようにデザインされていることもあり、CINEMATIC STUDIO STRINGSとの相性はもちろんCINEMATIC STUDIO SOLO STRINGS単体でも奥深い表現を提供してくれます 
 ソロバイオリン、ヴィオラ、チェロが収録されており、ソロだけでなくカルテットの表現も可能。CINEMATIC STUDIO STRINGSと同じくCINEMATIC STRINGS2をベースに制作されたインターフェースを採用しており、多くある機能を1つのGUIページで使用することができます。
 

Native instrument

SYMPHONY SERIES

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¥62,800/クロスグレード ¥37,800 ※NATIVE INSTRUMENTS公式HPでの表記価格
 
「SYMPHONY SERIES」はオーケストラサウンド再現に使えるサンプリング音源でAudiobroとNative Instrumentsのコラボによって生まれました。リアルな音作りがされているため、より本物のような音楽制作を目指す人におススメの音源です。
「ステレオマイク」「クローズマイク」「ミッドマイク」「ファーマイク」の4つのマイクを収録しているのも特徴で、別音源であるKOMPLETEにはESSENTIALS版(マイク選択なし。機能制限されたもの)が収録されています。

また、SYMPHONY SERIESはKompleteに含まれている音源なので、Kompleteを持っていないのであれば単体で購入するよりKompleteを購入するほうが良いでしょう。

長所について

SYMPHONY SERIESもQLSOと同じく丁寧に音がサンプリングされていることもあり、迫力のある音が既に出来上がっているおかげで音作りしなくてもそのまま使えるところがとても便利な音源です。

画面上から奏者の人数を変更できたり自動でディヴィジ演奏が可能だったりと、とても考えられている音源という印象。

短所について

丁寧に音がサンプリングされている関係で逆にリバーブの存在が気になる場合があります。

 

 

SESSION STRINGS PRO

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¥37,800/アップグレードバージョン ¥24,800 ※NATIVE INSTRUMENTS公式HPでの表記価格
 

「SESSION STRINGS PRO」は弦楽器に特化した音源です。リアル志向な音色が膨大な量で収録されており、ポップス向けの内容になっています。

長所について

リアルな音色が大量に使えるアンサンブル音源です。リアルさの追求ができる一例としてボウノイズ(弦と弓がこすれる音)の量が調節可能などリアル志向の音楽を制作をしたい人にはおススメ。

短所について

SESSION STRINGS PROは他の音源と一緒に使用する場合、持ち味であるリアルな音色が逆に浮いてしまうことがあります。そのため複合して使用する際には少々テクニックや慣れが必要になるかもしれません。

 

Audiobro

Audiobro LA SCORING STRINGS 2.5

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税込価格¥151,200(本体¥140,000) ※クリプトン HPでの表記価格
LA SCORING STRINGS 2.5 (LASS)

LA SCORING STRINGS 2.5 (LASS)

 
 
「LA SCORING STRINGS」は通称LASS(ラス)と呼ばれているストリングス音源です。著名な作曲家でありプロデューサーであるアンドリュー・ケレステス氏率いて開発したということでも有名。
作曲のプロがコンピュータ上での音楽制作で感じたフラストレーション解決のために作られた経緯もあり、かゆいところに手が届くような感覚を覚えた人もいるようです。

長所について

ストリングス音源のなかでかなりドライな音作りがされており、音色の立ち上がりが早いことからポップス向けといえる珍しい音源です。

短所について

音程が悪いため、人によってはピッチを修正するプラグインをかける人や少々高めに調整するなどのテクニックを使う人もいます。

BEST SERVICE

THE ORCHESTRA

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税込価格 ¥44,042 (現地定価:GBP 399.00) ※SONICWIRE HPでの表記価格
 

「THE ORCHESTRA」はアンサンブル・エンジンが搭載されており、これまでよりも早くスケッチがしやすいオーケストラ音源となっています。

長所について

オーケストラ音源のなかで珍しくアルペジエータープリセットがあるためスケッチやアレンジに便利な音源です。

短所について

ソロの音源がないため曲を作り込みたい場合は別のソロ音源が必要になります。また、マイクポジションは1つのみということもあり、細かくマイクポジションを選ぶということはできないなど少々難を感じるところも。

 

CHRIS HEIN SOLO STRINGS COMPLETE

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税込価格¥91,692(本体¥84,900) ※クリプトン HPでの表記価格
 
「CHRIS HEIN SOLO STRINGS COMPLETE」はソロ・ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス音源のお得なバンドルセットです。
これまでのストリングス音源の中でトップクラスといえるくらい機能や奏法が多く、音域も広いなどのメリットを感じさせる内容となっています。
 

 

長所について

ソロのストリングス音源のなかでは奏法が非常に充実しており、ドライな音ということもあってポップスにも使えるなど幅広く使える音源です。

短所について

ソロ音源の特性上、どうしてもバックで鳴らしておく使い方には向いていません。

 

EASTWEST

QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra

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¥30,475 – ¥125,000 (税別)※ハイ・リゾリューションHPでの表記価格
 

「QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra」は通称QLSOで知られる昔から定番のオーケストラ音源です。この音源ではオーケストラで使用されている楽器のほとんどが収録されているためDTM入門者から使える音源となっています。
「Silver Complete」「Gold Complete」「Platinum Plus Complete」「Platinum Complete」の4つのグレードがあり、個人的にはGoldから上のグレードがおススメです。特にGoldがコスパ良さを考えると最低でもGoldを選びたいところ。

PlatinumとGoldの違いについて

PlatinumはGoldのグレードアップ版となっており、GoldはステージマイクのみですがPlatinumにはクローズマイク、ステージマイク、ホールマイクの3つのマイクが使えます。また、Platinum24bitサンプルが追加されていることからこれらを使いたいという人はPlatinumがおススメです。 

長所について

DTM入門から使える音源。プロも使っているくらい音のクオリティが高く、デフォルトでも使えるためすぐ制作が可能です。壮観さと迫力を感じる音色はまさにオーケストラ向け。これらの点から「買って損はしない」といわれるくらい定番の音源です。

短所について

深めな残響音も収録されているため気になる人は対処が必要。アタックが独特な部分もあり、迫力を抑えたいときには調整が必要になることもあります。また、ドライな音は収録されていないためポップスの使用には不向きな音源です。

 

Hollywood Orchestra Diamond Edition 【追記:2018.05.20】

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¥100,000(税別) ※ハイ・リゾリューション公式HPでの表記価格
 
Hollywood Orchestra Diamond Editionは「Hollywood Strings」「Hollywood Brass」「Hollywood Orchestral Woodwinds」「Hollywood Orchestral Percussion」を4つの音源がセットになったバンドル製品です。
初心者向けの「QLSO」に対してこちらはプロ向けな印象があり、Diamondでは5つのマイクポジションと24bitサンプルが使用できます。
最高峰のオーケストラ音源の1つとして知られる一方、要求される容量は680GBと公式から推奨環境はSSDと書かれるくらい激重なのは留意したいところ。

それぞれの音源は1つ45,000円(税別)とそれなりの値段な分、まとめて購入を考えているならこのバンドル製品がカナリお得です。

 

収録音源

UVI

Orchestral Suite【追記:2018.05.20】

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$199.00 ※UVI公式HPでの表記価格(2018年5月下旬時の為替レートで22,040円)
 
「Orchestral Suite」は60以上の楽器が軽量かつ手ごろな価格で購入できるオーケストラ音源です。
高音質でありフルオーケストラ、それでいて容量は4.6GB程度で価格は大体2万程度とオーケストラ音源の中でもかなりコスパが良い。サックスやユーフォニウムといた一部の楽器は収録されていないものの「とりあえずオーケストラ音源を手軽にそろえたい」というならおすすめしたい音源の1つです。
 

Vienna Instruments

VIENNA SYMPHONIC LIBRARY 【追記:2018.05.20】

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「VIENNA SYMPHONIC LIBRARY」は2003年に登場してから数多くのアーティストに支持されてきたフルオーケストラ音源です。主要な楽器と奏法を集約したVIENNA SPECIAL EDITIONをはじめ、数多くの拡張音源をそろえることで真価を発揮します。

また、VIENNAは今もなお新しいライブラリを作り続けていることから常に進化している音源といえるでしょう。