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エレキギター音源「Session Guitarist  Electric Sunburst」のレビューと使い方

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Session Guitarist  Electric Sunburstは他のギター音源と異なりパターンを組み合わせて使用するKONTAKTのサンプリング音源となります。アンプやエフェクターが用意されているため、別途アンプシミュレーターを準備する必要がありません。

Session Guitarist  Electric Sunburstについて

収録内容

楽器: 6弦のエレクトリックギター
エンジン:KONTAKT
サウンド数:154パターン、31ソング
容量: 5.8 GB (非圧縮時で約16 GB)

参考動画

公式HP

Session Guitarist  Electric Sunburstの使い方

1・演奏パターンの選択

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Session Guitarist  Electric Sunburstでは154パターンから8種類のサウンドを選択して使用し、そのパターンをキースイッチで切り替えることができます。
パターンの選択方法は「Ⅰ:SONG BROWSERから」「Ⅱ:PATTERN BROWSERから」の2つがあり、どちらか選択して使用します。
 

Ⅰ:SONG BROWSERからパターンを選択(曲プリセットを使う)

 

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まずSONG BROWSERから作成する曲に合うパターンプリセットを選択します。
パターンプリセットには6~8のパターンが含まれており、パターン切り替えの際に違和感なく使うことができます。ちなみにSONG BROWSERには31種類のパターンプリセットが用意されており、その中から好みのパターンプリセットを使用しましょう。

 

Ⅱ:PATTERN BROWSERからパターンを選択(個別にパターンを設定)

 

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次にPATTERN BROWSERですが、こちらは154パターンから1つずつパターンを選択して最大8つのパターンをセットします。
別の方法としてSONG BROWSERからパターンプリセットを選択し、任意のパターンをPATTERN BROWSERで別のパターンに置き換えるということもできます。
 
 

2・演奏調整について

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Session Guitarist Electric Sunburstでは演奏調整として演奏パターンの選択のほかにパターンに対してスウィングの追加やヒューマナイズ(ランダマイズ)機能を付与することでより人間味を加えることが可能です。
また、演奏パターンに対してテンポを半分にしたり倍の速度にしたりできるほかにループ位置を変更するなどもでき、これらをうまく活用すれば確実に曲制作の幅が広がります。
 

3・音色を選択する

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音色の選択方法としてSession Guitarist Electric SunburstではSound Preset内の33種類の中から選択することができます。Sound Presetにはエフェクターやピックアップのボリューム・トーン・フレットノイズなどの設定が含まれており、これらは個別に変更することも可能となっています。
また、SoundPresetは新規で作成、保存することができるのでお気に入りの音色を作成しておくというのも作業効率が上がっておススメです。

 

Ⅰ:GuitarSettings(ギターの調整)

 

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Guitar Settingsタブから音色を調整する方法としてギター本体の調整ができ、以下のカテゴリでそれぞれのツマミを調節することで好みの音色にすることが可能です。
 
①PICKUP:ピックアップの切り替え及び各ボリュームとトーンの選択
PICKUPではBRIDGE側のピックアップとNECK側のピックアップそれぞれのボリュームとトーン及びピックアップ切り替え位置の選択が可能です。ギターを左右に振ったタブリングON/OFFもここで設定できます。
 
②MIC:弦上に取り付けたマイクの設定
MICではピックアップ信号とは別に弦の真上に取り付けたマイクからの音をミックスすることができます。ここではON/OFFと音量調整が可能です。
 
③NOISE:コード変更の際のフレットノイズの音量調整、ノイズフロアの音量調整
 
④TUNING:デチューンの設定
ギターをデチューンする場合は、つまみを操作します。

 

Ⅱ:Amps&FX(アンプ、エフェクターの設定)

 

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アンプシミュレーター機能を持っており「ディストーション」「モジュレーション」「コンプレッサ」「イコライザ」「リバーブ・ディレイ」「アンプ&キャビネット」を使用して音作りをすることができます。

 

4・音を鳴らしてみる

Session Guitarist Electric SunburstではコードをMIDIで入力することで音が鳴りますが、自動で和音を演奏する「AutoChordsモード」という便利なものもあります。

 

1・ノーマルモード

 

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AutoChordsボタンがOFFの場合はMIDIノートによってコードを判別しパターンを演奏します。

 

2・AutoChordsモード

 

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AutoChordsボタンがONの場合、Keyの設定と1つのMIDIノートによってパターンを演奏します。

Session Guitarist  Electric Sunburstの感想

 
Session Guitarist  Electric Sunburstはパターン専用のギター音源のため、自由なリフを演奏させることはできません。しかし使用する音源によってはMIDI通りに演奏するギター音源の打ち込みで生音のようなリアルさの再現は難しい場合もあります。
そのためパターン演奏に特化したSession Guitarist  Electric Sunburstは使い方を覚えればアイディア出しが手軽にできたり、メインの音とは別に脇役がほしいときに活躍してくれたりと何かと便利さを感じる音源だと思います。
これらの内容を統括すると、Session Guitarist  Electric Sunburstは主役を支える名脇役のような存在という感じでしょうか。