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DTMについて役立ちそうな情報をまとめてるブログ

【Cakewalk by BandLab】音が出ないときの対処方法【音が鳴らない】

新しく機材を新調したときなど、これまでと違う環境にしたときは特にトラブルに見舞われやすいです。DTMでは特に音が出ないことには作業がまともに進みません。
音が出ない原因には『DAW』『OS』『機器』の3つに大別でき、どれが原因なのかを分けて対処する必要があります。

 
この記事では
 
  • 音が出ない原因の切り分け方法
  • DAW(cakewalk)が原因だった場合の対処方法

を説明します。

 

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【Studio One】 オートメーションとクリップゲインエンベロープの使い方

クリップのゲイン調整やトラックのオートメーションはミキシングに欠かせない機能です。
この2つの機能を使ってオーディオデータへのエフェクトのかかり具合を調整したり、エフェクトのパラメータやトラックのボリュームなどを時間的に制御したりします。それにより、表現力やミックスバランスを大きく向上させ、聞き手に飽きを与えない楽曲の制作が可能です。

 
この記事では
 
  • クリップのゲインを調整する方法
  • トラックのオートメーション方法

について紹介します。

 

CHECK:クリップゲイン調整とトラックオートメーションの特徴
 

■クリップゲイン調整の特徴

タイムライン上では特定の時間範囲で区切られた音源データを「クリップ」と呼ぶ。StudioOneではこのクリップの音量を時間軸で調整可能

  • クリップのゲイン調整は音作りやミキシングの前処理として重要
  • オーディオの音量をエフェクトに入る前に操作
  • 瞬間的なピーク音量を適正まで調整できる

■トラックのオートメーションの特徴

1つのトラックには複数のクリップを配置することができ、それぞれのクリップはトラック上に表示される。トラック全体のさまざまなパラメータを調整できる。

  • ボリューム・パン・ミュートの他に、エフェクトや音源のパラメータに対応
  • オートメーションはクリップゲイン後の音に対して影響を与える
  • ディレイ・リバーブ強調やフィルタースイープなどの積極的な表現が行える

どちらにも共通することは「楽曲再生中にパラメータを自動的に変化できる」こと。

 
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【Cakewalk by BandLab】初心者向けピアノロールの使い方と音源設定方法【打ち込み】

Cakewalkで音源を使って音楽を作るには打ち込み(MIDIノートの入力)が必要です。打ち込み方法にはピアノロールを使ったものがあります。
ピアノロールは楽曲内の音符を時系列に沿って表示して編集するためのエディタです。ビジュアル的な表現もあり、音符の位置や長さ・強さなどを直感的に入力しやすい特徴から初心者にも使いやすい存在です。

 
この記事では
 
  • 初心者向けのピアノロールの使い方
  • 音源とMIDIの関係

をCakewalkに収録されているマルチ音源を使って説明します。

 

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【2023年】Studio Oneの使い方まとめ【Studio One Prime/Professional】

DTMを始めると、どのDAWを選ぶか悩む人も多いと思います。そんな人におススメしたいDAWの1つに『Studio One』があります。

Studio Oneには無料版『Studio One Prime』と有料版『Studio One Artist』『Studio One Professional』3つのグレードがあり、ユーザーの目的に応じたグレードを選んで使用できます。また、Windows/Mac両方に対応しているため、MacユーザーでDTMを始めてみたいという人向けのDTMでもあります。

ここではそんなStudio Oneについての使い方などの情報をまとめていきます。
記事説明はStudio One Professionalベースで書いているため、グレードが違うものを使用している方はご注意ください。

CHECK:Studio Oneのグレードによる違い
 
  • Prime(無料)
    基本的な録音や編集機能を使えるが、VSTプラグインやマスタリングなどの機能が制限されている。演奏者や軽度の音楽制作者向けのグレード。
  • Artist(13,200円)
    Primeに比べて多くの機能が使えるが、使えない機能も一部あり。サードパーティーのプラグインを活用したマスタリングが可能なアーティスト向けのグレード。
  • Professional(52,800円)
    すべての機能が使える。音楽制作・録音・ミキシング・マスタリングで十分使える最上位のグレード。

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【2023年11月】DTM・DAWにおすすめなノートパソコン(PC)

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DTMをはじめるにあたり、パソコン選びに悩んでいませんか?
メモリやCPU性能不足でオーディオドロップアウトなどの不具合が発生しやすく、使用するプラグインやサンプリング音源が制限されてしまいます。
またノートパソコンは持ち運びを考慮すると必要なスペックが変わります

 
  • DTMに使うノートパソコンを買いたいけれど、選び方が分からない
  • いまよりもっと作業が快適になるスペックが欲しいけど、改善点が分からない
 

という人も、この記事で紹介しているノートパソコンの選定条件を把握していれば、自分の必要条件も加えて選べます。

▼DTMにおすすめなノートパソコン(PC)をすぐ見る

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【2023年11月】DTM作業におすすめなディスプレイ・モニターの紹介と選び方

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DTM作業をする中で集中できる環境を作ることも大事なことです。近年ディスプレイは高解像度になり、20インチ以下でも4Kのパネルが使用されるようになりました。綺麗さを求めるのであればそれでも良いかもしれませんが、作業をする観点からするとそれには限界があります。
今回はDTM作業をするうえでおすすめなディスプレイを紹介します。

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【無料DAW】Cakewalk by BandLabの使い方を紹介

本サイトではCakewalk by BandLabの様々な使い方について紹介しています。例えば、録音方法や音源・プラグイン使用法、ボーカルミキシングなどさまざまです。

この記事は本サイトのCakewalk by BandLabに関する記事の一覧を紹介します。

 

【追記:2023.8.8】
先日BandLabからCakewalk by BandLabを廃止し、次世代DAW「Cakewalk Next」「Cakewale Sonar」に置き換えるという発表がありました。
Cakewale Sonar公式にあるFAQsによると、現在使用中のCakewalk by BandLabは今後も使用可能ですが、サポートは打ち切られるとのことです。

Cakewalk by BandLabは廃止されるのでしょうか?
はい、最終的には。Cakewalk Sonar が一般公開されるまで、Cakewalk by BandLab のコミュニティ サポートとメンテナンスを提供し続けます。Sonar のリリース後のある時点で、Cakewalk by BandLab はサポートされなくなります。既存の Cakewalk by BandLab ユーザーは、Cakewalk Sonar のリリース後も引き続きソフトウェアを使用できることに注意してください。それまでの間、Cakewalk by BandLab は引き続きこちらからご利用いただけます。

 

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【DTM用フリー音源】Standard Guitar・Standard Bassの紹介【ギター・ベース】

Standard GuitarとStandard Bassはsforzando用のフリー音源です。sforzandoも含めてすべて無料で使用でき、かつクオリティの高い音源となっているのでおすすめです。
ただしStandard Guitar・Standard Bassは両方ともDI録音のため、アンプシミュレーターやエフェクトなどを使用して音作りを行う必要があります。

CHECK:sforzandoとは

 

soundfont形式やsfz形式に対応した無料のサンプラーです。Standard GuitarやStandard Bassはsforzando用の音源であり、DAWではsforzandoを使って音色を再生します。

 

■Standard GuitarとStandard Bassのサンプル音源

このサンプルはStandard Guitarに付属する「Standard_Guitar_Demo.mid」を使用しています(音源にStandard GuitarとStandard Bass、アンプシミュレーターはGuitar Rig 6とBIAS AMP 2を使用)

 

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【Cakewalk by BandLab】VSTプラグインを追加する方法と使い方【Cakewalk Plug-in Manager】

Cakewalk by BandLabではVSTプラグインの管理を「Cakewalk Plug-in Manager」というツールで行っています。そのためCakewalk by BandLabでVSTを使用する場合はこのツールをあらかじめ設定する必要があります。

 
この記事では
 
  • VSTプラグインを使用するために必要な設定
  • 操作性と効率が上がるカスタマイズ

を説明します。

 

また、以下の記事ではCakewalk by BandLabに搭載しているプラグインについて紹介しています。

オーディオプラグイン・エフェクトは、曲制作や音作りでなくてはならないツールのひとつです。 プラグイン・エフェクトをかけることで素の音を変化させ、より自分好みの作品を作るためにも使いこなしておきたいところ。今回はCakewalk by BandLabに数あるオーディオプラグインについて紹介していきます。
cakewalk by BandLab内には「ProChannel」というプラグインがあります。このプラグインはトラック・バスごとに始めから組み込まれており、イコライザ・コンプレッサ・リバーブなどを自由に組み合わせて使うことができます。モジュールの負荷が少ないなどの理由からミキシングのストレスが少なくなり、FXラック同様にProChannel内でのサードパーティーのプラグインもFX Chainを用いることで使用可能です。今回の記事ではcakewalk by BandLab内で使用できるプラグイン「ProChannel」の使い方とモジュールを紹介します。
 

 

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【無料で使える】Spitfire Audio LABSとBBC Symphony Orchestra Discoverのインストール方法と使い方【DTMフリー】

オーケストラ音源を中心にハイクオリティなシネマティック音源を多数リリースしているSpitfire Audio社は特に「LABS」と「BBC Symphony Orchestra Discover」を無料で提供しており、注目を集めています。

■LABS
ピアノやストリングス・ホーンセクションなどの定番音源からユニークで実用的な音源まで多種多様に揃えています。リリース後、次々と新しい音源が追加され、2023年5月時点では59種類が利用可能です。

 

■BBC Symphony Orchestra Discover
製品版「BBC Symphony Orchestra」からアーティキュレーション・楽器数・サンプル数などを制限したものとなります。弦楽器・木管楽器・金管楽器・打楽器が収録されており、オーケストラ音源の入門として適した音源と言えます。

 

これらの音源は「Spitfire Audio app」を通じて管理されます。まずはこのアプリの導入方法を紹介し、その後、個々の音源の導入方法について説明します。

 
この記事では
 
  • Spitfire Audio社の管理ツール「Spitfire Audio app」の導入方法
  • LABSのインストールと使い方の概要
  • BBC Symphony Orchestra Discoverの入手とインストールと使い方の概要

について紹介します。

 

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【Cakewalk by BandLab】オートメーション機能の使い方

オートメーションは音楽制作において非常に重要な機能の1つです。楽曲再生中にパラメータを自動的に変化させることができるため、手動で行うよりも正確で滑らかな変化を作り出せます
例えば、音量を上下させたりステレオバランスを調整したり、エフェクトのパラメータを自動的に操作することができます。この機能を上手に使うことで、よりクリエイティブで表現豊かな音楽を制作することができます。

Cakewalk by Bandlabのタイムラインでは「クリップ」「トラック」「バス」と要素が3つに分かれています。それぞれ以下の特徴があり、オートメーションはこれらに対して使用できます。

タイムライン要素の特徴

 

1.クリップ

一定の時間幅で区切られた音源データの単位であり、楽曲を構成する基本的な要素。各クリップはトラックに配置され、位置を変更したりエフェクトを適用したりすることができる。

 

2.トラック

1つのトラックには複数のクリップを配置することができ、それぞれのクリップはトラック上に表示される。クリップのエフェクトやオートメーションの後にトラックのエフェクトやオートメーションが適用される。

 

3.バス

バスは複数のトラックまたはバスの出力をまとめ、1つにするエリア。これによりまとめてエフェクトをかけることができる。

本記事では、クリップ・トラック・バスに対するオートメーションの使い方について紹介します。

 

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【Cakewalk by BandLab】覚えておくと便利なショートカットの一覧

ワードやエクセルなどパソコン作業はショートカットキーを使用すると効率が格段に上がり、時間を有効に使うことができます。
Cakewalk by BandLabにも同じように多数のショートカットがあり、使いこなすことで曲制作をスムーズにできます。今回はその中から使用する頻度が高いショートカットを一覧にしました。

 

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【2023年版】無料で使えるKOMPLETE STARTの入手とインストール方法【DTMフリー】

多くのメーカーからサンプリング音源やエフェクトなどがリリースされていますが、Native Instrumentsの「KOMPLETE」シリーズは大量かつ高品質なアイテムを含んでいるバンドル製品です(アフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)

以下の表(内容はKOMPLETE 14)のようにKOMPLETEはグレードの違いで価格と収録内容に大きく異なります。そのためユーザーが求めるものと予算に合わせて選択できます。

  START SELECT  STANDARD ULTIMATE COLLECTOR’S
EDITION
収録される音源と
エフェクトの数
18 19 87 140 148
収録される
Expansionの数
記載なし
(1500のループとサンプル)
8 39 65 103
サウンドの数 2000以上 15,000以上 43,000以上 84,000以上 141,000以上
サンプル
ライブラリー
 (圧縮時)
6GB以上 50GB以上 350GB以上 1060GB以上 1.5TB以上
主な特徴 スタジオ品質のサウンドを無償で使用可能 音楽制作に必要なツールを厳選 あらゆるジャンルのサウンドを網羅 幅広い音楽ツールの膨大な
コレクション
最上位版ですべての製品を含む
価格 無料 ¥28,600 ¥85,900 ¥171,800 ¥257,800

 

KOMPLETEはとても魅力的ですが「初心者には手を出しにくい」と感じる人もいるかと思います。そんな人におすすめなのがKOMPLETEの一部を無償で使える「KOMPLETE START」です。
KOMPLETE STARTは無償でダウンロードできるため、お試しでKOMPLETEの一部を使うことができます。またWindows/Macに対応しており、多くのユーザーが利用できるのも魅力のひとつです。

この記事ではKOMPLETE STARTの収録内容とインストール方法を紹介します。

 

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【Studio one】音が出ないときの対処方法【音が鳴らない】

DTMに限らず新しく機材を新調したなど、これまでと異なる環境に変更したときは特にトラブルに見舞われやすいものです。DTMの場合は音が出ないことには作業がまともに進まないため、対処方法は知っておくと良いでしょう。
音が出ない原因には『DAW』『OS』『機器』の3つに大別でき、原因を特定して対処が必要です。

 
この記事では
 
  • 音が出ない原因の切り分け方法
  • DAW(Studio One)が原因の場合の対処方法

を説明します。

 

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