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【2023年】最新のおすすめオーケストラ音源とその特徴【DTM】

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弦楽器・管楽器・打楽器などオーケストラに必要な音源を合わせたものがオーケストラ音源です。今日のオーケストラ音源にはノートの入力通りに音を出すものから、アルペジエーターなどを搭載したものまで様々です。そんなオーケストラ音源の中からおすすめなものを紹介します。

本ページではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています

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THE ORCHESTRA COMPLETE 3

THE ORCHESTRA COMPLETE 3

  • 税込価格:¥67,045(現地定価:EUR 479.00)  ※SONICWIRE HPでの表記価格
  • 容量:25GB
  • 推奨メモリ:6GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver. 6.7以降)

THE ORCHESTRA

  • 税込価格:¥39,083  ※SONICWIRE HPでの表記価格
  • 容量:約6.2GB
  • 推奨メモリ:4GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver.5.6.8以降

TO STRINGS OF WINTER

  • 税込価格:¥20,856(現地定価:EUR 149.0)  ※SONICWIRE HPでの表記価格
  • 容量:約4.56GB
  • 推奨メモリ:4GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver.6.2.2以降)

TO HORNS OF HELL

  • 税込価格 :¥20,856(現地定価:EUR 149.0)  ※SONICWIRE HPでの表記価格
  • 容量:約5GB
  • 推奨メモリ:4GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver.6.2.2以降)

TO WOODS OF THE WILD

  • 税込価格 :¥20,856(現地定価:EUR 149.0)  ※SONICWIRE HPでの表記価格
  • 容量:約6GB
  • 推奨メモリ:4GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver.6.7以降)
 

「THE ORCHESTRA COMPLETE 3」はオールインワン・オーケストラ・ライブラリ「THE ORCHESTRA」に60種類のストリングスアーティキュレーションと特徴的なアンサンブルサウンドが収録された「TO STRINGS OF WINTER」ブラスに特化した「TO HORNS OF HELL」木管楽器と木製パーカッションが収録された「TO WOODS OF THE WILD」を加えたバンドル製品です。

「THE ORCHESTRA」はアンサンブル・エンジンが搭載されており、これまでよりも早くスケッチがしやすいオーケストラ音源となっています。
収録されている楽器はヴァイオリン属・金管・木管・パーカッション属・クワイアとブラスの種類が若干少ない印象あるもののパートは充実しています。

オーケストラ音源のなかで珍しくアルペジエータープリセットがあるためスケッチやアレンジに便利な音源です。ソロの音源がないため曲を作り込みたい場合は別のソロ音源が必要になります。
また、マイクポジションは1つのみということもあり、細かくマイクポジションを選ぶということはできないなど少々難を感じるところも
逆にそこまで細部までこだわらないという人にはおススメしたいオーケストラ音源ともいえます。

セットになった音源は「THE ORCHESTRA」を引き上げるスペックを持ちつつ、単体のライブラリとしても動作が可能。また、両者ともそれぞれアップグレード版があるため、片方所持している場合にはこちらの購入がおススメです。

 

試聴サンプル


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CHRIS HEIN ORCHESTRA COMPLETE

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  • 税込価格 ¥181,808 (現地定価:EUR 1,299.00) ※SONICWIRE HPでの表記価格
  • 容量:約98.63GB
  • 推奨メモリ:4GB
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER (ともにver5.8.0以降)

「CHRIS HEIN ORCHESTRA COMPLETE」はCHRIS HEIN ORCHESTRAシリーズのストリングス・ブラス・ウッドウィンズ音源4製品がセットになったバンドル製品です。
KONTAKT PLAYERv5.8.0以上のみで動作するので使用前はKONTAKTのバージョン確認やアップデートを忘れずにしておきましょう。

収録音源

試聴サンプル

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SPITFIRE AUDIO

ALBION TUNDRA

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  • 税込価格:¥62,579(現地定価:USD 449.00) ※SONICWIRE公式HPでの表記価格
  • 容量:約44.4GB
  • 推奨メモリ:4GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver.5以降)

「ALBION TUNDRA」は北欧の氷河からインスパイアされてつくられたオーケストラ音源です。
音源名にあるツンドラを彷彿させるクールで繊細な音色が収録されています。
コーラスを意識した「High Winds」「Mid Winds」「Mid Brass」「Low Brass」という4つのバンドがあり、使い分けることで曲制作に深みを感じさせることができます。
また、ストリングスが「Hight」と「Low」2つのセクションに分けてレコーディングされているためこれも制作の幅を広げてくれることでしょう。

試聴サンプル

 

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SPITFIRE STUDIO STRINGS PROFESSIONAL

  • 税込価格:¥69,553 (現地定価:USD 499.00) ※SONICWIRE公式HPでの表記価格
  • 容量:210.6GB
  • 推奨メモリ:4GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver.5以降)

SPITFIRE STUDIO STRINGS PROFESSIONALはドライステージのストリングス音源です。
5種類の追加マイクポジションや2種類の追加ミックスに加え、各セクションのディビジに合計232のアーティキュレーションが使用可能と、ポップスから映画・ゲーム音楽など幅広いジャンルで使えるラインナップ。
また、小規模版の「SPITFIRE STUDIO STRINGS」から比較的安価でクロスグレードもでき、規模の違いを確認してこちらを選ぶのもアリではないかと。

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BBC SYMPHONY ORCHESTRA PROFESSIONAL

  • 税込価格:¥139,238(現地定価:USD 999.00)※SONICWIREでの表記価格
  • 容量:632GB以上
  • 推奨CPU:Core i7 2.5GHz以上
  • 推奨メモリ:16GB
  • 推奨OS・DAW:ともに64bit

「BBC SYMPHONY ORCHESTRA PROFESSIONAL」はSpitfire Audioと英国BBC交響楽団とのコラボで生まれたオーケストラ総合音源「BBC SYMPHONY ORCHESTRA」の最上位モデルです。
600GBもの膨大なライブラリが収録と魅力的な音源ですが、使用時はそれに比例して読み込みや動作に時間を取られる可能性があります。作業をスムーズに行いたい場合には、CPUやメモリなどPCの性能を求められる音源でもあります。

CHECK:実質無料から完全無料化したBBC Symphony Orchestra Discover
 

BBC Symphony Orchestraの中で一番グレードの低いDiscoverは通常$49のところをこれまでアンケートを答えるなどのステップを踏めば実質無料で使用できました。しかしこれからは一切の手間なく無料で使用できるようになりました。Core・Professionalを購入を検討している人はこれを機会にぜひ利用してみてください。

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EASTWEST

QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra

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  • Platinum Download:¥64,544(税込)※ハイ・リゾリューションHPでの表記価格
  • 容量:194GB
  • サンプリングレート / ビット深度:44.1kHz / 24bitのプロフェッショナル&16bitのライトバージョン
  • 推奨メモリ:4GB以上
  • エンジン:PLAYエンジン
  • 推奨OS:Windows 64bit版

「QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra」は通称QLSOで知られる昔から定番のオーケストラ音源です。この音源ではオーケストラで使用されている楽器のほとんどが収録されているためDTM入門者から使える音源となっています。

プロも使っているくらい音のクオリティが高く、デフォルトでも使えるためすぐ制作が可能です。壮観さと迫力を感じる音色はまさにオーケストラ向け。
これらの点から「買って損はしない」といわれるくらい定番中の定番音源といっても過言じゃないレベル。そのため「とりあえずオーケストラっぽい曲を手軽に安くクオリティもそこそこなものを作りたい」という場合、このQLSOを推す人も多いことでしょう。

ただQLSOはアタックが独特な部分があり、迫力を抑えたいときには調整が必要になることもあります。
また、ドライな音は収録されていないためポップスの使用には不向きな音源のため、ポップスを制作したい場合にはほかのサンプリング音源の購入がおススメ。マイクポジションはClose・Stage・Hallの3つ。

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Hollywood Orchestra Opus Edition 

 
  • Diamond Download:税込¥128,603 ¥64,382 ※ハイ・リゾリューション公式HPでの表記価格
  • 容量:944GB
  • 推奨CPU:8コア 2.7Ghz以上
  • 推奨メモリ:32GB以上
  • 推奨OS:ASIOドライバ使用のWindows 10/mac10.13以降
  • 推奨ドライブ:NVMe SSD
  • エンジン:Opusエンジン
 

Hollywood Orchestra Opus Edition はメーカーから販売されていた同タイトルを刷新したオーケストラ音源です。130GB以上の新録サンプルや新エンジンとなるOpusの採用で機能やUIが使いやすくなっています。
総容量が944GBと公式から推奨環境はSSDと書かれるくらい激重ですが、その分アーティキュレーションもそこそこ多く、多彩なジャンルにも対応できる音源だと思います。
また、EastWestの全製品が使用できる「Composer Cloud」というサブスクリプションがあり、これを使って導入コストが安価で済ますという方法もあります。

 

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PROJECT SAM

SYMPHOBIA COMPLETE PACK

  • 税込価格:¥222,519 (現地定価:EUR 1,299.00) ※SONICWIRE公式HPでの表記価格
  • 容量:244GB
  • 推奨メモリ:6GB以上
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ver.6.5.3以降)

「SYMPHOBIA COMPLETE PACK」は「SYMPHOBIA 1~4」がセットにしたお得なバンドル製品です。バンドル製品だと各製品を1つずつ買った合計金額より安く購入できるため金銭的にもお得でおススメ。
大編成のオーケストラ音楽を制作できるシンフォニック・アンサンブル音源ということもあり、アンサンブル音源特化型な内容となっています。

収録音源

試聴サンプル

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Native instrument

SYMPHONY SERIES COLLECTION

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  • ¥134,400 ¥67,200 ※NATIVE INSTRUMENTS公式HPでの表記価格
  • 容量:164GB
  • 推奨メモリ:6GB
  • エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER

「SYMPHONY SERIES COLLECTION」はSYMPHONY SERIESとして発表されている6種類のライブラリーをセットにした製品です。

どれもオーケストラサウンド再現に使えるサンプリング音源として丁寧に音がサンプリングされており、リアルで迫力のある音が既に出来上がっているおかげで音作りしなくてもそのまま使えるところがとても便利。
音作りがされているため、より本物のような音楽制作を目指す人におススメの音源として挙げたいシリーズでもあります。

「ステレオマイク」「クローズマイク」「ミッドマイク」「ファーマイク」といったマイクの位置が違う音源が収録されているため調整によって印象の違う曲制作が可能。
特にパーカッションは上記のマイク+「スポットマイク」の5種類のマイクが使用できるため、幅広い曲制作をすることもできます。

また、画面上から奏者の人数を変更できたり自動でディヴィジ演奏が可能だったりと、とても考えられている音源という印象があるものの、丁寧に音がサンプリングされている関係で逆にリバーブの存在が気になる場合があります。

 

個別紹介記事

 

収録音源

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