DTMで制作した曲の確認には音を出力して聴くヘッドフォンやスピーカーがあり、それぞれ音の聴こえ方が違うため両方聴き比べて調整するという人は少なくありません。
しかしスピーカーでの確認で注意したい点として使用するスピーカーの種類があります。
一般的に使用される「リスニングスピーカー」は音の聴こえ方に特徴があるよう調整されており、別のスピーカーでは聴こえ方がまったく違ってしまいます。
対して、今回紹介する「モニタースピーカー」はリスニングスピーカーと違い、どの環境で聴いても素の音になるよう調整がされています。
モニタースピーカーは高音質かつ元の音声を再現できるかなど精度に大きくかかわってくるため、ミックスやマスタリングで完成度を上げたいなどのこだわりがある人にはモニタースピーカーは必要不可欠です。
今回はそんなDTMに最適なモニタースピーカーを価格別に紹介します。
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スピーカーの種類について
モニタースピーカーには「アクティブモニター(パワードモニター)」と「パッシブモニター(ノンパワードモニター)」があります。
アクティブモニターはパワーアンプが内蔵されており、ライン信号を直接入力できます。アンプとスピーカーの相性を気にせず使用できる点からアクティブモニターを選ぶ人が多いです。
対するパッシブモニターはパワーアンプが内蔵していないため別途アンプが必要になります。また、アンプとスピーカーの相性を試す必要があるため良い組み合わせを見つけるのに時間がかかる可能性があります。
ペアで2万円まで
PRESONUS Eris E4.5
PRESONUS Eris E4.5は卓上でも使える2ウェイ・ニアフィールド・アクティブモニターです。
25WクラスA/Bアンプを備えた4.5インチKevlar低域ドライバーに1インチ(25mm)シルクドーム・ツイーターなど、さまざまな音響調整コントロールが搭載された高品質多機能な一品。
それでいてサイズが25cm程度、重さもペアで6kg程度とかなりコンパクトとかなりおススメしたいモニタースピーカーです。
アクティブ・ユニットとパシッブ・ユニットを含めてこのサイズなので置くスペースをあまり気にせず使用できるのも嬉しいポイント。
スペック
- 定格最大出力:25W
- 再生周波数帯域:70Hz~20kHz
- 最大音圧レベル: @1m:100dB
- 入力端子:TRS PHONE×2 (バランス)、RCA×2 (アンバランス)、ステレオミニAUX×1
- サイズ(W×H×D):163mm×241mm×180mm
- 重量:ペアで合計5.9 kg
- 消費電力:-
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ペアで2万円~4万円
YAMAHA HS5
YAMAHA HS5は最大70W出力の2ウェイ・パワードスタジオモニターです。
LFに5インチウーファー、HFに1インチドームツイーター採用の2ウェイバスレフ型のモニタースピーカーで、サイズも30cm程度とさまざまな用途に合わせて使用できます。
スペック
- 定格最大出力:70W(LF45W+HF25W)
- 再生周波数帯域:54Hz~30kHz
- 最大音圧レベル:-
- 入力端子:XLR/PHONE(バランス)
- サイズ(W×H×D):170mm×285mm×222mm
- 重量:5.3kg
- 消費電力:45W
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IK MULTIMEDIA iLoud Micro Monitor
IK MULTIMEDIA iLoud Micro Monitorは最大出力50Wの2ウェイ・スタジオモニターです。
3インチ・ウーファーと3/4インチ・シルク・ドーム・ツィーターを搭載。DSPがコントロール可能なEQスイッチや音の乱反射を補正するDESKTOPスイッチも装備されており、環境に合わせた設定がしやすくなっています。
また、Bluetooth接続にも対応しており、モニター用以外にリスニング用としても活躍してくれます。
スペック
- 定格最大出力:50W
- 再生周波数帯域:55Hz~20kHz(-3dB)、45Hz~22kHz(-10dB)
- 最大音圧レベル: @50cm:107dB
- 入力端子:RCA入力×2(ケーブル付属)、TRSミニステレオ入力
- サイズ(W×H×D):90mm×180mm×135mm
- 重量:1720g(左スピーカー920g、右スピーカー800g)
- 消費電力:-
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ペアで4万円~6万円
YAMAHA MSP5 STUDIO
YAMAHA MSP5 STUDIOは2ウェイ・バスレフ型バイアンプ・ニアフィールドモニターです。
原音に忠実な再生能力を徹底的に追求して開発されたワードモニタースピーカー「MSP5A」の後継機種にあたり、5インチ・コーンウーファーと1インチ・チタンドームツイーターを搭載しています。
スペック
- 定格最大出力:67W(LF40W+HF27W)
- 再生周波数帯域:50Hz~40kHz (-10dB)
- 最大音圧レベル:101dB, 1m on Axis
- 入力端子:XLR-3-31 (バランス)、PHONE (アンバランス)
- サイズ(W×H×D):179mm×279mm×208mm
- 重量:7.9 kg
- 消費電力:60W
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JBL 308P MKII
JBL 308P MKIIは同メーカーで人気を博していたパワード・スタジオモニターLSR308の後継モデルです。
音像の再現に優れているだけでなく広いスイートスポットもあり、リスニングからモニターまで活躍が期待できます。
また、100時間連続エラーなしでフルパワー音を出し続けるテストを合格するなど、信頼性を感じさせる一品になっています。
スペック
- 定格最大出力:112W(56W×2)
- 再生周波数帯域:(-10dB)37Hz~24kHz
- 最大音圧レベル:102dB(連続)112dB(ピーク)
- 入力端子:XLR、TRSフォン
- サイズ(W×H×D):254mm×419mm×308mm
- 重量:9.4kg
- 消費電力:ー
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TANNOY Reveal 502
TANNOY Reveal 502は最大出力75Wのスタジオモニターです。
5インチ・ウーファーと1インチ・ソフトドームツイーター搭載。
同シリーズのTANNOY Reveal 402より若干サイズアップした印象ですが、出力や再生周波数帯域などの違いからどう選ぶか考えたいところ。
こちらも音楽プレイヤー用AUX LINK機能有です。
スペック
- 定格最大出力:75W(LF/ミッドレンジ50W、HF25W)
- 再生周波数帯域:49~43kHz
- 最大音圧レベル:108dB
- 入力端子:XLR(バランス)、1/4"標準ジャック(アンバランス)1/8"ミニジャック(AUX Link)
- サイズ(W×H×D):184mm×300mm×238mm
- 重量:-
- 消費電力:120W
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YAMAHA HS7
YAMAHA HS7は最大出力95W・バイアンプ仕様の2ウェイ・パワードスタジオモニターです。
YAMAHA HS5と同シリーズですが、6.5インチウーファーと1インチドームツイーターの採用によってサイズアップした分の出力アップや再生周波数帯域などの違いがあります。
スペック
- 定格最大出力:95W(LF60W、HF35W)
- 再生周波数帯域:43Hz~30kHz
- 最大音圧レベル:-
- 入力端子:XLR/PHONE(バランス)
- サイズ(W×H×D):210mm×332mm×284mm
- 重量:8.2kg
- 消費電力:55W
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ペアで6万円以上
ADAM AUDIO A5X
ADAM AUDIO A5Xは最大出力100Wのマルチメディア/スタジオモニターです。
メーカー独自のX-ART ツィーターを搭載し、5.5インチのベース/ミッドウーファーが2.5kHz以下の帯域で再生。
また、素材がカーボン/ロハセル/ガラスを採用しているおかげで重量の軽量化もあってコンパクトながらダイナミックな広域再生が期待できます。
スペック
- 定格最大出力:100W(50W×2)
- 再生周波数帯域:50Hz~50kHz
- 最大音圧レベル:1m@≧110dB
- 入力端子:XLR(バランス)、RCA(アンバランス)
- サイズ(W×H×D):170mm×280mm×220mm
- 重量:6.6kg
- 消費電力:-
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ADAM AUDIO A7X
ADAM AUDIO A7XはADAM AUDIO A5Xと同じAXシリーズのニアフィールドモニターです。
メーカー独自のX-ART ツィーターと7インチウーファー搭載し、パワーのある正確な音から数々の賞を受賞し、ユーザーからも多くの支持を受けました。
スペック
- 定格最大出力:150W(100W+50W)
- 再生周波数帯域:42Hz~50kHz
- 最大音圧レベル:≧114dB
- 入力端子:XLR(バランス)、RCA(アンバランス)
- サイズ(W×H×D):201mm×337mm×280mm
- 重量:9.2kg
- 消費電力:170W(最大)
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