
DTMを楽しむうえでヘッドホンは欠かせませんが、知っておきたいスペックが多いため悩んでしまいます。本記事ではヘッドホンの基本的な種類や特徴とDTM用途で特に注目すべきポイントを分かりやすく解説します。さらに宅録・ミキシング・マスタリング・モバイル制作・DJ/配信といった、用途別におすすめモデルをピックアップ。制作環境や用途に合わせてベストなヘッドホンを見つけるためのヒントから自分だけのモニター環境を検討しましょう。
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- ヘッドホンのスペックについて
- おすすめの宅録向けヘッドホン
- おすすめのミキシング向けヘッドホン
- おすすめのマスタリング/ハイレゾ試聴向けヘッドホン
- おすすめのモバイル/移動中制作ヘッドホン
- おすすめのDJ・ライブ/配信向けヘッドホン
- よくある質問(FAQ)
- Q. 開放型と密閉型、どちらを選ぶべきですか?
- Q. 周波数特性の数値は広いほど高音質ですか?
- Q. インピーダンスは何Ωを目安に選べばいいですか?
- Q. 感度(dB/mW)が高いほど有利ですか?
- Q. BluetoothやANC(ノイズキャンセル)モデルで制作できますか?
- Q. 最大入力のmW値は何を示していますか?
- Q. 重量は何gまでなら長時間作業に耐えられますか?
- Q. スペック表にない装着感はどう確認すればいいですか?
- Q. ヘッドホンアンプは必須ですか?
- Q. ソフトウェア補正(Sonarworksなど)は使った方がいいですか?
- Q. 録音・ミックス・マスタリングを1台でやるなら、どのタイプがいいですか?
- Q. 開放型でもマイクへの被りはありますか?
- Q. イヤーパッドやケーブルが消耗したらどうすればいいですか?
- Q. 低域が聴き取りにくいと感じたときの対策はありますか?
- Q. 安全なモニタリング音量はどれくらいですか?
- Q. ヘッドホンのバーンインは必要ですか?
- Q. オンイヤーとオーバーイヤーの違いは何ですか?
- Q. ミニプラグと標準プラグ、どちらを買えばいいですか?
- Q. バランス接続(4.4mm Pentaconnなど)は音質が良いですか?
- Q. モニターヘッドホンは何年くらい使えますか?
ヘッドホンのスペックについて
形式(開放/密閉)

■開放型(オープンバック/オープンエアー)
ハウジングの外側がメッシュ状などになっており、ドライバーユニット(音を出す部品)の背面が外気に開放されている。音がこもりにくく、自然で広い音場(音楽が聴こえてくる空間)が特徴。
- メリット:
- 長時間の使用でも聴き疲れしにくい傾向がある
- 音の細部や音の広がりや奥行きを確認しやすい
- デメリット:
- 構造上、音が外に漏れやすい
- 外部の騒音も入りやすい
向いている作業
ミキシング・マスタリング・音場感のチェック、静かな環境でのじっくりとした音楽鑑賞での使用。
■密閉型(クローズドバック)
ハウジングが密閉されており、ドライバーユニットの背面が外部から遮断されているため、ヘッドホンからの音漏れも少ない。低音が力強くタイトに感じられることも。
- メリット:
- 周囲の騒音を気にせず音楽制作やリスニングに集中できる
- 録音時の音被り(不要な音を拾ってしまうこと)を防ぎやすい
- デメリット:
- 構造的に音がこもりやすいため、開放型に比べて音場が狭く感じられることがある。
- 長時間使用すると耳が蒸れやすい場合がある。
向いている作業
ボーカルや楽器の録音・楽曲のトラック制作・DJプレイ、電車内やカフェなど周囲に音がある環境での使用。
■DTMでの使い分け
音漏れを防ぎたい環境(宅録など)での作業が多い場合、汎用性の高い密閉型がおすすめです。より精密なミックスやマスタリングを目指す場合は2台目に開放型を導入し、それぞれの得意な場面で使い分ける選択も〇
| タイプ | メリット | デメリット | DTMでの主な用途 |
|---|---|---|---|
| 開放型 | 自然で広い音場 聴き疲れしにくい 音の細部を確認しやすい |
音漏れしやすい 外部の音が入りやすい |
ミキシングやマスタリング (特に最終的な音の広がり確認) |
| 密閉型 | 遮音性が高い 音漏れが少ない 録音に集中できる |
やや音がこもる傾向 長時間で蒸れる可能性 音場は比較的狭め |
録音・トラック制作 外出先でのモニタリング |
周波数特性

ヘッドホンのスペックに「5Hz–30,000Hz」や「20Hz–20kHz」のような表記がありますが、これは周波数特性の目安を指しています。kHzは1,000Hzと同じで、10kHz=10,000Hzとなります。
- 左側の数字 (例:5Hz):再生可能な最も低い音の周波数(重低音域)
- 右側の数字 (例:30,000Hz):再生可能な最も高い音の周波数(超高音域)
■数値の範囲が広いほど高音質とは限らない
人間の可聴域(音が聴こえる範囲)は、個人差はありますが一般的に約20Hz~20,000Hzとされています。
- スペックの広さは潜在能力:
周波数特性の範囲が広い=理論上は非常に低い音から非常に高い音まで再生できる能力があることを示している - 聴こえ方は総合的なバランス:
実際にどう聴こえるかはヘッドホンのドライバーユニットの品質・ハウジングの設計・メーカーの音響チューニングなど、さまざまな要素が複雑に絡み合って決まるのでスペックの数値だけで一概に音質が良いと断定できない
■DTMでのチェックポイント
- 範囲が広い方が有利な場合もある:
DTMでのミックスやマスタリング作業では、可聴域ギリギリの超低域の処理(例:キックやベースの余分な響きなど)や超高域の空気感(例:シンバルやボーカルの息遣いなど)を確認したい場面がある - フラットな特性が重要:
モニター用途のヘッドホンは特定の音域が不自然に強調されたり、逆に弱まったりせず、原音に忠実なバランスで再生できること(フラットな特性)が非常に重要 - DTMでの目安:
ミキシング・マスタリング用途では可聴域帯(20Hz~20kHz)をカバーするものを選ぶ
範囲外は周波数分析ツールで視覚化できるので無理に超低域・超高域対応を選ばなくても良い
インピーダンス

■低インピーダンス(一般的に16Ω~80Ω程度)
スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどの出力がそれほど大きくない機器でも比較的簡単に十分な音量を得られる。
メリット:手軽にさまざまな機器で使いやすい
向いている環境:モバイル環境での使用、ラフな音のチェック
■高インピーダンス(100Ω以上、中には250Ωや600Ωのものも)
駆動するには、より強力なアンプ(ヘッドホンアンプやオーディオIFの高出力なヘッドホン端子)が必要。
メリット:
音質的にクリアで歪みを抑えやすい傾向(高インピーダンス=高音質ではない)
スタジオ環境など、十分な出力が得られる機器と組み合わせて真価を発揮
向いている環境:
スタジオ、オーディオIFやヘッドホンアンプを使用するDTM環境
■DTMでのチェックポイント
DTMでオーディオIFを使用する場合、そのオーディオIFがどの程度のインピーダンスのヘッドホンを推奨しているか確認します。多くの場合では32Ω~80Ω程度のヘッドホンであれば問題なく使えますが、250Ωなどの高インピーダンスモデルを検討する場合は注意が必要です。
| インピーダンス値の目安 | 特徴とおすすめの接続機器 |
|---|---|
| ~80Ω (低め) |
スマートフォンやPC直挿しでも音量を取りやすく、手軽に扱える 多くのオーディオIFで問題なく駆動可能 |
| 80~150Ω (中間) |
DTM用オーディオIFで使うのにバランスが良い範囲 ある程度の駆動力があれば安定した音質が期待できる |
| 150Ω~ (高め) |
より高品位な再生が期待できるが、しっかり鳴らすにはパワーのあるヘッドホンアンプや高出力なオーディオIFが必要(購入前に接続機器の仕様を確認する) |
豆知識「ルール・オブ・エイト」
接続する機器の出力インピーダンスに対し、ヘッドホンのインピーダンスが8倍以上あると音質が安定しダンピングファクター(制動力)が適切に働くと言われている。
感度

感度の単位には「dB/mW」や「dB SPL (1Vrms)」などが使われます。数値が大きいほど、小さな入力信号でも大きな音量を得やすいことを意味します。
■どう使い分ける?
- 感度が高いヘッドホン
- メリット:
小さな音量でも十分に聴き取りやすい
ポータブル機器やアンプの出力が小さい環境でも使いやすい - デメリット:
接続する機器によっては残留ノイズ(サーという音)が目立ちやすくなることがある
- メリット:
- 感度が低いヘッドホン
- メリット:
適切なアンプと組み合わせると、音質が安定しやすくなったり不要なノイズも抑えられる場合がある - デメリット:
十分な音量を得るには、ある程度のパワーを持ったアンプが必要
- メリット:
■DTMでのチェックポイント
宅録ではオーディオIFを使うことが多いため、感度が極端に高すぎなくても十分な音量が得られることがほとんどです。むしろ感度が高すぎるヘッドホンだと、オーディオIFのボリューム調整がシビアになったり、わずかなノイズも拾ってしまったりすることがあります。
インピーダンスとの兼ね合いも見ながら使用環境で適切な音量調整ができ、かつ細かな音まで聞き取れるバランスの良いモデルを選ぶとコントロールしやすいでしょう。
プラグ

プラグはヘッドホンをオーディオ機器に接続するための接続端子の形のことで、主に以下の2種類の形状があります。
- Φ3.5mmステレオミニプラグ
- 比較的小さく細いプラグ
- スマートフォンの一部機種・ポータブル音楽プレイヤー・ノートPC・タブレットなどに搭載
- Φ6.3mmステレオ標準プラグ
- フォーンプラグとも呼ばれ、Φ3.5mmよりも太くて頑丈なプラグ
- DTM用オーディオIF・ミキサー・楽器用アンプ・本格的なオーディオアンプなどに搭載
■DTMでの選び方と便利なアイテム
DTM用のオーディオIFのヘッドホン出力は、一般的にΦ6.3mm標準プラグとなっています。使いたいヘッドホンがΦ3.5mmミニプラグの場合でも、多くはΦ6.3mm標準プラグへの変換アダプターが付属していたり別途購入したりすることで対応可能。
また複数のブランドが、より堅牢で信頼性の高いMini-XLRを採用した着脱式ケーブルモデルを展開しており、選択肢が広がっています。
| プラグ形状 | 主な用途 | DTMでのポイント |
|---|---|---|
| Φ3.5mm ミニ |
スマートフォン PC ポータブル機器 |
オーディオIFに接続するには変換アダプターが必要な場合が多い モバイル用途と兼用するなら便利 |
| Φ6.3mm 標準 |
オーディオIF ミキサー 本格オーディオ |
多くのDTM用オーディオIFのヘッドホン端子はこのタイプ スタジオでの標準 |
| 変換 アダプター |
Φ3.5mm ⇔ Φ6.3mm |
1つのヘッドホンを様々な機器で使いたい場合に必須 ヘッドホンに付属していることも多い ネジ込み式でしっかり固定できるタイプも安心 |
| 着脱式 ケーブル |
プラグ形状の異なるケーブルに交換したり、断線時にケーブルだけ交換できるモデルもあり、汎用性が高い |
重量

ヘッドホンの重さは特に長時間の装着感や疲れやすさに直結します。
- 軽量モデル(例:250g以下)
- メリット:
長時間のDTM作業や配信などでヘッドホンを装着したままでも、首や頭への負担が少なく快適性を保ちやすい - デメリット:
近年は高強度樹脂や補強フレームで耐久性を確保した製品も多いが、耐久性や使用されている素材の質感が価格なりになる場合もある
- メリット:
- 重量があるモデル(例:350g以上)
- メリット:
大型ドライバーユニットや堅牢な金属パーツを多用しているモデルが多く、しっかりとしたホールド感や高級感が得られることも(重量化の理由はモデルによって異なる) - デメリット:
長時間装着していると、重さで首や肩が凝ったり頭が圧迫されて痛くなったりする可能性
- メリット:
■DTMでの選び方のコツ
長時間作業が前提のDTMでは、できるだけ軽量で装着感の良いものを選ぶのが基本です。装着感はヘッドバンドのクッション性・イヤーパッドの素材や形状・耳へのフィット感・側圧の強さなど、さまざまな要素を総合的に影響します。
可能であれば実際に試着して重さだけでなく、頭や耳へのフィット感を確かめるのが最も確実な選び方です。
| 重量目安 | 一般的な印象とDTMでのポイント |
|---|---|
| ~200g | 非常に軽量で長時間の装着でも負担を感じにくい モバイル用途にも最適 |
| 200~300g | DTM用モニターヘッドホンで一般的な重さ この範囲で装着感が良ければ長時間の作業も比較的快適 |
| 300~350g | やや重さを感じる人も出てくる重量 イヤーパッドの質や側圧(耳を挟む力)などトータルな装着感が重要 |
| 350g~ | ずっしりとした重さを感じる 短時間のチェックなら問題ないが長時間の連続使用は疲れやすい可能性がある |
おすすめの宅録向けヘッドホン
宅録用途では音が正確で疲れにくいモニターヘッドホンを選ぶことが重要です。自宅など静かな環境で録音や作曲を行う場合を想定して、手頃な価格からプロ定番モデルまでをまとめています。
Audio-Technica ATH-M20x
参考価格:税込7,700円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック | 15Hz – 20kHz | 47Ω | 96dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 700mW | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m | 190g |
「ATH-M20x」はDTM初心者に適したモニターヘッドホンです。ボーカルやギターの位置や音のバランスを確認できます。高域はやや控えめですが音の細かな部分まで再現する解像度は価格帯としては十分あり、宅録やミックスを行う際の基礎的なスキルを向上させることが可能です。
- 再生できる帯域は一般的なモニターヘッドホン相当
- 高音が控えめでシンバルなどの細かい音が聞き取りにくい場合がある
- 感度が低めなのでノートPCのイヤホン端子に直接挿すと最大音量がやや小さく感じる
製品ページ
Sony MDR-CD900ST
参考価格:税込22,500円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック | 5Hz – 30kHz | 63Ω | 106dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 1000mW | Φ6.3 | 2.5m | 約200g |
「MDR-CD900ST」は初心者からプロも使えるスタジオモニターヘッドホンです。中高域(特に4kHz前後にピークあり)が強調されているため、ボーカルの音程のズレやサ行の刺さり(高音の強調されすぎた部分)をすぐ把握できます。また高い感度を持っているため、音量が小さくても細かい音が鮮明に聞こえます。
- 高音が強めのため、長時間使用すると耳が疲れやすい場合も(個人差あり)
- ヘッドホンの厚さが薄いため、遮音性はそれなり
- 低音域を正確に確認するにはサブモニターとの併用がおすすめ
製品ページ
Shure SRH840A
参考価格:税込24,600円 19,305円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック | 5Hz – 25kHz | 40Ω | 97dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 500mW | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m | 273g |
「SRH840A」はスタジオ向けモニターヘッドホンです。5Hz-25kHzの広帯域に対応しているため、迫力のある低い音からクリアで抜けの良い高い音までバランス良く細かな音のニュアンスまで聞き取れます。また長時間装着を想定した設計や折り畳み機構により、集中して快適に作業を続けられます。
- 5Hz-25kHzの広帯域に対応
- 重量273gで一般的な重さより少し軽め
- インピーダンス40Ω
製品ページ
Beyerdynamic DT 700 PRO X
参考価格:税込46,400円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック | 5Hz – 40kHz | 48Ω | 100dB SPL (1mW) |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 100mW (短時間) |
Φ3.5/Φ6.3 | 1.8m/3.0m | 350g |
「DT 700 PRO X」の初心者も使いやすいモニターヘッドホンです。独自のSTELLAR.45ドライバー搭載により、抵抗値が48Ωと低めでノートPC直結でも標準的なスタジオレベルの音圧を得られます。また再生帯域が広いので、エフェクト処理で加える超高音域(5Hz–40kHz)の空気感やキックドラムの低域の細かな変化をしっかり聞き分けられます。
- STELLAR.45ドライバー搭載
- 重量が350gと少し重め
- 遮音・漏れ性能は平均的
製品ページ
おすすめのミキシング向けヘッドホン
ミキシング用ヘッドホンには、バランスの取れた音質が求められます。ここではプロも信頼を寄せる定番モデルやコスパに優れた人気機種を中心に、ミックス精度を高める製品を紹介します。
AKG K240 Studio
参考価格:税込7,800円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| セミオープン型ダイナミック | 15Hz – 25kHz | 55Ω | 104dB SPL/V |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 200mW | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m | 240g |
「K240 Studio」は15Hz〜25kHzの広帯域に対応しているモニターヘッドホンです。パンや残響の細部まで再現でき、中域中心で比較的ニュートラルですが低域は控えめで高域がやや強調される傾向があります。約240gの軽量タイプかつ自動調整ヘッドバンドで装着しやすくなっています。ただし高域がやや強めのため、長時間利用時は音量に注意するといいでしょう。
- セミオープン構造なのでクリック音がマイクへ入りやすい
- 耳を囲むオーバーイヤー型で、クランプ圧は中〜低程度
- 低音は控えめ
- 重量240gとそれなりに軽い
製品ページ
Audio-Technica ATH-M50x
参考価格:税込20,718円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉ダイナミック | 15Hz – 28kHz | 38Ω | 99dB |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 1600mW | Φ3.5/Φ6.3 | 1.2–3.0m (交換式) |
285g |
「ATH-M50x」は広帯域でバランスがとれたスタジオモニターヘッドホンです。中低インピーダンスと高感度なので、スマートフォンや小型オーディオインターフェースでもしっかり鳴ります。また低域は量感がありパンチを感じやすいものの、過渡応答はモニター用途としては平均的。
- シンバルなどの金物が耳に痛く感じる場合がある(個人差あり)
- 低音がやや強調されるため、ミックス時に低域を削り過ぎないよう注意が必要
- 最大入力が大きい
製品ページ
Yamaha HPH-MT8
参考価格:税込24,036円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉ダイナミック | 15Hz – 28kHz | 37Ω | 102dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 1600mW | Φ3.5/Φ6.3 | 1.2–3.0m | 350g |
「HPH-MT8」はPCに直挿しできる密閉型モニターヘッドホンです。厚めのパッドが付いているため、長時間着けていても疲れにくくなっています。音の再現性が高さに加えて、15Hz–28kHzの広帯域で概ねフラットにモニター可能。自宅でミキシング作業を始めたばかりの人が音の細かい部分を確認するための入門用としておすすめ。
- 片耳モニター機能があるが、可動部への負荷に注意
- 本体重量は約350gと重め
- ケーブルが着脱式でメンテナンス性が高い
製品ページ
Beyerdynamic DT 770 PRO 80Ω
参考価格:税込26,998円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉ダイナミック | 5Hz – 35kHz | 80Ω | 96dB |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 100mW | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m | 345g |
「DT 770 PRO 80Ω」は低音までクリアなスタジオ定番のヘッドホンです。主要パーツは交換可能で傷んだ部分だけを取り替えれば本体を買い替えずに済みます。ドイツ手作りの堅牢な構造で長く愛用でき、家庭用オーディオやゲームでも臨場感を楽しめます。
- 8〜10kHzが少し強い(シンバルや「サ行」がキツく聞こえる場合も)
- ケーブルは着脱不可(切れたときには修理が必要)
- 重量は本体270g、ケーブル含むと345gとやや重め。
製品ページ
おすすめのマスタリング/ハイレゾ試聴向けヘッドホン
マスタリングやハイレゾ音源のチェックには、高解像度で広がりのある音場再現が必須です。ここでは特に開放型を中心に高品位なヘッドホンを掲載。最終チェックに最適な細部まで逃さない高性能機種を揃えました。
Sennheiser HD 560S
参考価格:税込29,920円 17,200円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 開放型ダイナミック | 6Hz – 38kHz | 120Ω | 110dB SPL (1kHz/1V) |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| ー | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m | 約240g (ケーブル除く) |
「HD 560S」は広帯域対応のモニターヘッドホンです。開放型特有の広い音場により、スピーカーで聞いているような感覚になります。低域が誇張されないので低域がよく聞こえるスピーカーでの確認を推奨。また付属の変換プラグでノートPCから本格的なミキサーまで接続できます。
- 開放型なので音漏れに注意
- 重量はケーブル除いて約240gと軽め
- 低音がスッキリしているため、低域が強い再生環境と併用するとバランス確認に便利
製品ページ
Beyerdynamic DT 990 PRO
参考価格:税込43,425円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 開放型ダイナミック | 5Hz – 35kHz | 250Ω | 96dB SPL |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 100mW | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m (コイル) |
約250g |
「DT 990 PRO」はスタジオ向けのマスタリングヘッドホンです。音の細部までハッキリ聞こえるため、小さなノイズから定位のズレなどを見つけるのに適しています。また歯擦音(サ行の音)やシンバルの音などの特定の高音域が少し強調されるため、高音が耳に刺さるように感じる場合があります。
- USBバス電源の小型IFではパワー不足になる場合がある(機種依存)
- 中音域が少し後ろに下がって聴こえる
- ケーブルは着脱不可なので断線した場合は修理が必要
製品ページ
Sony MDR-MV1
参考価格:税込59,400円 43,758円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 開放型ダイナミック | 5Hz – 80kHz | 24Ω | 100dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 1500mW (IEC) |
Φ3.5/Φ6.3 | 2.5m | 約223g |
「MDR-MV1」は超広帯域対応のプロ向けモニターヘッドホンです。立体音響フォーマットから従来のステレオまで定位確認を高精度にでき、インピーダンスが24ΩなのでノートPC直結や外出先のオーディオI/Fでも十分な音圧を確保可能。また超軽量タイプなので長時間つけていても首や肩が疲れにくくなっています。
- 5-9kHz付近のピークで耳が疲れやすい場合がある
- 2.5mmねじ込みケーブルは互換品が少ないため、断線リスクを考える
- 重量が223gと軽いが側圧は緩め
製品ページ
Beyerdynamic DT 1990 PRO MK II
参考価格:税込102,300円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 開放型ダイナミック | 5Hz – 40kHz | 30Ω | 94dB SPL |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| ー | Φ3.5/Φ6.3 | 3-pin mini-XLR →6.35mmステレオ |
約376g |
「DT 1990 PRO MK II」は音の細かな違いや余韻までハッキリ聴こえる高性能なスタジオ用ヘッドホンです。音のバランスが良く、ミックスやマスタリングで微妙な調整もしやすくなっています。ヘッドバンドは柔らめ・イヤパッドは通気性が良いため、長時間つけていても耳や頭が疲れにくい構造。イヤパッドを付け替えることで音の印象を変えられるため、作業内容や好みに合わせて調整できます。
- 重量は約376gで重め
- 開放型なので音が外にもれやすい
- イヤパッドの種類で音の聞こえ方が変わる
製品ページ
おすすめのモバイル/移動中制作ヘッドホン
移動中や外出先での音楽制作では、集中力を維持するためのノイズキャンセリング性能と安定したワイヤレス接続が欠かせません。制作環境を場所に縛られずに確保できる、優れたBluetooth/ANC搭載機種を紹介します。
Sony WH-1000XM5
参考価格:税込49,500円 39,000円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉 | 4Hz – 40kHz | 48Ω(ON) 16Ω(OFF) |
102dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| ー | Φ3.5 | 1.2m | 250g |
「WH-1000XM5」は高音までクリアに再生でき、ノイズキャンセリング機能付きなので屋内外問わず細かな音を確かめながら作業できます。バッテリーは約30時間持つので長時間の作業が可能。また重量約250gの軽量タイプのおかげで首や肩への負担を減らせるのが〇
- ノイズキャンセルは電源OFFでパッシブ再生になると内蔵DSP/EQが無効になる(音のバランスが変化)
- Bluetooth接続は音が少し遅れるため、リアルタイム演奏には有線接続が必須
- 電源OFFで有線接続した場合、内蔵アンプが停止するため出音量と低域が低下する
製品ページ
Bose QuietComfort Ultra
参考価格:税込59,400円 45,273円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉 | ー | ー | ー |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| ー | Φ3.5 | ー | 190g |
「QuietComfort Ultra」は周囲の音を打ち消すANC(アクティブノイズキャンセリング)機能があるため、屋内外問わず音の確認がしやすくなっています。軽量タイプかつ柔らかなイヤーパッド採用しているので長時間の使用でも耳が痛くなりにくくなっています。
- ワイヤレスは遅延が大きめ(動画編集やリアルタイム録音では有線推奨)
- 電源OFFでは有線でも無音
- 24時間バッテリー/15分急速充電(約2.5~3時間再生)
製品ページ
Sennheiser Momentum 4 Wireless
参考価格:税込54,890円 29,800円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉 | 6Hz –22kHz | 470Ω (アクティブ) 60Ω (パッシブ) |
106dB SPL |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| ー | Φ3.5 | ー | 293g |
「Momentum 4 Wireless」は音のバランスが良く、音の位置が正確に分かるので楽器や声の調整がしやすくなっています。ノイズキャンセリング機能があり、軽くて頭に優しいデザインなので長時間作業でも疲れにくくなっています。またバッテリーが長持ちするうえ、電池切れでもそのまま使えます(ただし⾳質は低下)
- ノイズキャンセリング機能付き
- 電源を入れたときは抵抗値が高め(専用アンプ使用推奨)
- Bluetoothの低遅延機能を使う場合、スマホやPC側も対応している必要あり
製品ページ
Apple AirPods Max
参考価格:税込81,374円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉 | ー | ー | ー |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| ー | USB Type-Cポート +別売Type-C↔3.5mmケーブル |
ー | 386g |
「AirPods Max」はApple独自設計の40mmドライバを搭載しており、低域から高域に渡って歪みは極めて低め。重量はヘッドホンとしては重めの386gですが、メッシュヘッドバンドと低反発イヤーカップが圧力を分散させて長時間でも耳や頭が痛くなりにくい設計になっています。
- 重量は重めの386g
- ロスレス/低遅延はUSB Type-Cモデルと付属USB Type-Cケーブルが必要
- バッテリーが切れると音が出ない
製品ページ
おすすめのDJ・ライブ/配信向けヘッドホン
Audio-Technica ATH-M40x
参考価格:税込13,127円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック | 15Hz – 24kHz | 35Ω | 98dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 1600mW | Φ3.5/Φ6.3 | 1.2–3.0m/3.0m | 約240g |
「ATH-M40x」は幅広い周波数特性で概ねフラットな音質を再現できるモニターヘッドホンです。キックのサブベースからハイハットの高域までバランス良く聴き取れますが、サブベース帯はやや控えめなので低域を重視する楽曲ではEQ補正するのも一考の余地あり。
- イヤーカップが浅め
- 重量240gで90°回転・折りたためるため、持ち運びしやすい
- 配信ブースやサブモニター用途での使用も可能
製品ページ
Sony MDR-7506
参考価格:税込14,978円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック | 10Hz – 20kHz | 63Ω | 106dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 1000mW | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m(伸長時) | 約230g |
「MDR-7506」は配信初心者向きなヘッドホンです。広い周波数特性と高い感度を持つため、ミックス時に音の細かい定位やEQの変化を正確に聞き取れます。純正パッドは浅めで長時間使用やメガネ併用では圧迫感・蒸れを感じる場合があります(サードパーティー製の厚型パット交換で改善可能)
- 録音・放送・ライブ中継の定番ヘッドホン
- 高音がやや強めなため、ミックスの最終確認にスピーカー併用を推奨
- 装着感は頭部・耳の形状やメガネの有無で差が出やすい
製品ページ
Shure SRH840A
参考価格:税込24,600円 19,305円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック | 5Hz – 25kHz | 40Ω | 97dB/mW |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| 500mW | Φ3.5/Φ6.3 | 3.0m | 約273g |
「SRH840A」はEDMの迫力ある低音からアコースティック音楽の細かな音まで幅広い音域を正確に聴けるモニターヘッドホンです。軽量で折りたためる設計に加えて、快適な装着感やケーブルの取り外しができるため、長時間の使用や持ち運びにも便利です。
- 最大入力限界がやや低めの500mW
- 重量約273gで折りたためるため、持ち運びしやすい
- ケーブルが着脱式でメンテナンス性が高い
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Sennheiser HD 25 Plus
参考価格:税込26,400円 23,776円
| 形式 | 周波数特性 | インピーダンス | 感度 |
|---|---|---|---|
| 密閉型ダイナミック(オンイヤー) | 16Hz – 22kHz | 70Ω | 120dB SPL |
| 最大入力 | プラグ | ケーブル長 | 重量 |
| ー | Φ3.5/Φ6.3 | 約1.0–3.0m | 約140g |
「HD 25 Plus」はと大音量でも歪みが目立ちにくいプロ向けモニターヘッドホンです。約140g(ケーブルを除く)と軽く、左ハウジングは回転可能で片耳モニターに最適。またケーブルは自分で簡単に交換できる仕組みなので、長時間の使用や持ち運びにも便利です。
- 大音量でも歪みにくい
- 約140gの超軽量タイプ
- ケーブルが着脱式でメンテナンス性が高い
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よくある質問(FAQ)
Q. 開放型と密閉型、どちらを選ぶべきですか?
A: 宅録・録音中心なら音漏れを抑えられる密閉型を選びましょう。
ミキシング/マスタリング中心で静かな部屋なら開放型が有利です。1台で済ませる場合は密閉型、作業を細分化するなら両方そろえて使い分けると短時間で仕上がります。
Q. 周波数特性の数値は広いほど高音質ですか?
A: この数値は出せる可能性のある帯域幅です。
実際のバランスはドライバーやチューニングで決まります。20Hz–20kHz以上をカバーし、全帯域がフラットなことが重要です。
Q. インピーダンスは何Ωを目安に選べばいいですか?
A: 購入前にオーディオIFの推奨値を確認しましょう。
- ~80Ω:ノートPCやスマホ直結でも無理なく鳴る
- 80–150Ω:多くのオーディオIFが最も駆動しやすい範囲
- 150Ω以上:専用ヘッドホンアンプや高出力IFが必須
Q. 感度(dB/mW)が高いほど有利ですか?
A: 高感度は少ない電力で大音量を得られる反面、ノイズも拾いやすい傾向があります。
宅録であれば、95–105dB/mW程度が扱いやすいバランスです。
Q. BluetoothやANC(ノイズキャンセル)モデルで制作できますか?
A: ワイヤレスは遅延が避けられないため録音・演奏には不向きです。
外出先のラフミックスやアイデアスケッチには便利ですが、最終ミックスやマスタリングは有線接続で行うのが安全です。
Q. 最大入力のmW値は何を示していますか?
A: ヘッドホンが瞬間的に許容できる入力電力です。
ライブDJのように大音量で使う場合を除き、日常的なDTMではこの数値が原因で壊れるケースは稀です。
Q. 重量は何gまでなら長時間作業に耐えられますか?
A: 個人差はありますが、300g以下が3–4時間の連続装着で疲れにくい一般的な上限です。
350gを超える場合は、側圧やパッドの質にも注目してください。
Q. スペック表にない装着感はどう確認すればいいですか?
A: 店頭試聴で側圧(挟み込む力)と頭頂部の当たりをチェックしましょう。
試聴できない場合は、パッド素材(例:ベロアは蒸れにくい)と重量分布(片出しケーブルは片側が重くなる)をレビューで確認しましょう。
Q. ヘッドホンアンプは必須ですか?
A: 低インピーダンス(~80Ω)なら多くのオーディオIFの出力で十分です。
高インピーダンス(≥150Ω)や複数台の同時駆動が必要な場合は専用アンプがあると歪みが抑えられます。
Q. ソフトウェア補正(Sonarworksなど)は使った方がいいですか?
A: 周波数特性を物理的にフラット化できない場合の有効な手段です。
ただし補正済みの音に慣れすぎると他環境でのバランス判断が難しくなるため、素の音とのAB比較を習慣にしましょう。
Q. 録音・ミックス・マスタリングを1台でやるなら、どのタイプがいいですか?
A: 遮音性とフラットさのバランスが良い、密閉型スタジオモニター(例:Sony MDR‑CD900ST、Audio‑Technica ATH‑M50x)が無難です。
最終段階だけ開放型をレンタルする手もあります。
Q. 開放型でもマイクへの被りはありますか?
A: あります。
開放型は音が外へ漏れるため、ボーカル録音時はクリック音がマイクに入ることがあります。録音時は必ず密閉型を使用してください。
Q. イヤーパッドやケーブルが消耗したらどうすればいいですか?
A: スタジオ定番機は交換部品が長期供給されるモデルが多いです。
長期間の使用を考えている場合、着脱式ケーブルと交換用パッドが入手しやすいかを事前に確認するとランニングコストを抑えられます。
Q. 低域が聴き取りにくいと感じたときの対策はありますか?
A: 対策は以下の3点が挙げられます。
- 密閉型でパッドの密着性を点検(隙間があると低域が逃げる)
- 再生デバイスの出力不足を疑い、ヘッドホンアンプを試す
- サブウーファー付きモニタースピーカーと聴き比べる
Q. 安全なモニタリング音量はどれくらいですか?
A: 85dB SPLを8時間超えて聴くと難聴リスクが上がります。
短時間でも100dBを超える大音量は避け、こまめに休憩を取りましょう。スマホ用SPLメーターアプリで簡易測定できます。
Q. ヘッドホンのバーンインは必要ですか?
A: 機械的には、ごくわずかな変化しか起こらないとの見解が主流です。
音の感じ方が変わるのは耳と脳の慣れの側面が大きいので、特別なバーンインは不要です。
Q. オンイヤーとオーバーイヤーの違いは何ですか?
A: 2つの違いは以下の通りです。
- オンイヤー : 耳に当てるタイプで、小型・軽量だが遮音性は低め
- オーバーイヤー : 耳をすっぽり包むタイプで、遮音性と低域再現に優れている
DTMではオーバーイヤーが主流です。
Q. ミニプラグと標準プラグ、どちらを買えばいいですか?
A: 多くのDTM用オーディオIFはΦ6.3mm標準プラグです。
Φ3.5mmのみ付属の場合でも、ネジ込み式変換アダプターが付いてくるモデルを選びましょう。
Q. バランス接続(4.4mm Pentaconnなど)は音質が良いですか?
A: ノイズ耐性と左右分離が向上する可能性がありますが、対応機器がそろって初めて効果が出ます。
現状のオーディオIFがアンバランスのみなら、優先度は低いです。
Q. モニターヘッドホンは何年くらい使えますか?
A: 交換部品が確保できれば、定番モデルは15年超えの現役例も珍しくありません。
ドライバー自体は10年以上性能が大きく落ちにくい部品です。消耗品はイヤーパッドが2–3年、ケーブルは断線次第が目安となります。



































