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【2025年最新版】無料 Kontakt 8 Playerインストール手順と基本操作

KONTAKT PLAYERはNative Instrumentsおよび多くのサードパーティ製ライブラリを手軽に扱える無償ソフトウェアサンプラーです。
DAWのプラグインとしてだけでなく、スタンドアロンでも起動できるため作曲中の試聴はもちろん、ライブ演奏や配信環境にもそのまま持ち込めます。また民族楽器・ドラム・ギター・シンセサイザーなど、多彩で高品位なサウンドがあらかじめ収録されている点も大きな魅力です。
ただしKONTAKT PLAYERは上位版「KONTAKT」の一部機能を限定したエントリーモデルという位置付けなため、読み込めるライブラリや編集機能の範囲に違いがあります。

KONTAKT PLAYER導入前に知っておきたい主な相違点は以下の通りです。
これからKONTAKT環境を試してみたい人は、まずKONTAKT PLAYERで音色と操作感を体験し、必要に応じてフルバージョンへステップアップするのがおすすめです。

CHECK:KONTAKTとKONTAKT PLAYERの主な違い
 

■KONTAKT(フルバージョン)

  1. すべてのKONTAKTインストゥルメント(サウンドライブラリ)を読み込み可能
  2. 即戦力となるライブラリ「KONTAKT Factory Library 2」を標準搭載
  3. 波形編集・スクリプト・エフェクトルーティングなど、細部まで徹底的にサウンドを作り込める

■KONTAKT PLAYER(フリー版)

  1. KONTAKT PLAYER専用インストゥルメントのみ読み込み可能
  2. 無償パッケージ「KONTAKT FACTORY SELECTION」を追加ダウンロードして拡張可能
  3. インストゥルメントの基本パラメータのみ編集可能

詳細は以下の公式サイトをご参照ください。

 

KONTAKTフルバージョンは以下のリンクから購入できます。

 

KONTAKTフルバージョンは単体で購入可能ですが、ほかのインストゥルメントなどがバンドルされた「KOMPLETE」 もあります(アフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)

KOMPLETEは以下の表(内容はKOMPLETE15)のようにグレードの違いで価格と収録内容が大きく変わり、ユーザーが求めるものと予算に合わせて選択できるのが特徴です。

  START SELECT
(Beats/Band/
Electronic)
STANDARD ULTIMATE COLLECTOR’S EDITION
収録インスト/
エフェクト数
18以上 13
(各エディション共通)
95以上 150以上 165以上
Expansion数 各エディションにLeap Expansion 1 50以上 80以上 120以上
収録
サウンド数
2,000以上 実測で数千規模 50,000以上 100,000以上 150,000以上
サンプル容量
(圧縮時)
6GB+(フル約17GB) 約31GB(フル時) 300GB 850GB 1.1TB
主な特徴 スタジオ品質の音源とエフェクトが無料 ジャンル別に厳選した必須音源+Ozone Elements 幅広いジャンル網羅 大規模オーケストラ・シネマ音源 最高峰
総合パッケージ
価格
(USD/円)
Free / ¥0 $99 ≈ ¥15,000 $599 ≈ ¥90,000 $1,199 ≈ ¥180,000 $1,799 ≈ ¥270,000
 

詳細は以下の公式HPから確認できます。

■SELECT比較(Beats / Band / Electronic比較)

■STANDARD / ULTIMATE / COLLECTOR’S EDITION 比較

 

この記事ではKONTAKT 8 PLAYERのインストール方法と基本的な使い方の概要を説明します。

 

1. Native Accessのダウンロード

 

「KONTAKT PLAYER」はNative Instrumentsの様々な無償製品をパッケージした「KOMPLETE START」の一部となっています。
また製品をPCに導入するにはNative Instrumentsソフトウェアのダウンロード・インストール・アクティベート・アップデートなどが可能な「Native Access」を使用します。

 

1.1 アカウント作成(Native ID)またはログイン

1.KOMPLETE STARTダウンロードページへ移動

以下のURLにアクセスし、KOMPLETE STARTダウンロードページへ移動します。

 

「無料ダウンロード」をクリックします。

 

 この先はNative IDを持っていない場合、新規アカウントの作成が必要です。

■Native IDとは
Native Instrumentsのアカウントと、Native Instrumentsによる音楽制作素材サイト「Sounds.com」の両方にアクセスできる統合的なアカウントのこと

CHECK:アクセス後の行動分岐

 

  • アカウント作成(Native IDを持っていない場合):2-Aへ
  • Native IDにログインする(Native IDを持っている場合):2-Bへ
 

2-A.アカウント作成(Native IDを持っていない場合)

  1. 「アカウントを作成する」をクリックして「新規アカウントの作成」画面へ移動
  2. 「氏名」「メールアドレス」「パスワード」を入力
  3. 「Create」をクリック

 

2-B.Native IDでログインする(Native IDを持っている場合)

  1. 「無償ソフトウェアを入手する」をクリックして「NIでのログイン」画面へ移動
  2. 「メールアドレス」「パスワード」を入力
  3. 「ログイン」をクリック

 

1.2 KOMPLETE STARTの登録とNative Accessのダウンロード

 

「アカウントにKOMPLETE STARTを登録する」と表示された画面に移動後、「KOMPLETE STARTを入手する」をクリックします。

 

下の図が表示されたら赤枠をクリックして「Native Access」のインストーラを入手します。

 

1.3 Native Accessのインストールと起動

 

 ダウンロードしたNative Accessのインストーラを実行すると自動でインストールが始まります。

 

 利用許諾契約をスクロールして最後まで進むと表示される「Agree…」をクリックします。

 

Native Accessのログイン画面が表示されるので「メールアドレス」「パスワード」を入力(①)してログインをクリック(②)します。

 

Native Accessのログイン後、下の図のような画面が表示されます。ここまでの操作でNative Accessに「KOMPLETE STARTに含まれるアプリやライブラリ」が一覧として表示されます。

 

2. Kontakt 8 Playerとライブラリのインストール

2.1 インストール先の設定

 

Native Access画面左下の「Preferences」をクリック(①)します。Preferencesの「File Management」をクリック(②)すると、ダウンロードフォルダやインストールフォルダの一覧が表示されます。それぞれデフォルトは下の図のようになっており、「Browse」をクリックすることで任意のフォルダを指定(③)できます。

「File Management」の内容
 
  • Download Location
    インストールに必要なファイルをダウンロードするフォルダ
    フォルダ内のファイルはインストール後に削除される
  • Application Location
    スタンドアローンのインストール先
    ※スタンドアローンはDAWから呼び出すのではなく単体で起動するアプリのこと
  • Content Location
    サンプルファイルやライブラリなどがインストールされるフォルダ
    Komplete Startをすべてインストールするには10GB以上の空き容量が必要
 

■VSTプラグインのインストール先(Windows)

  • VST3 プラグイン(既定パス)C:\\Program Files\\Common Files\\VST3
  • VST2 プラグイン(製品に VST2 版が付属する場合)
    • 32bit 版: C:\\Program Files\\Native Instruments\\VSTPlugins 32 bit
    • 64bit 版: C:\\Program Files\\Native Instruments\\VSTPlugins 64 bit

 

2.2 インストール

 

Native Access画面左の「Library」をクリック(①)します。Kontakt 8 Player下にある「Install」をクリック(②)すると、スタンドアローンやDAWで使用可能になります。

 

以下は Komplete Startに含まれる製品のうち、Kontakt 8 Playerで読み込んで演奏できるライブラリ/インストゥルメントのみを抽出した一覧です。

名前 内容 備考
Leap クリエイティブ・サンプラー
ループやワンショットをリアルタイムで加工・パフォーマンス
Kontakt 8 Player上で動作するためインストール不要
Lo-fi Vibes for Leap Chill/ジャズ系キットとドラムパターン Leap用拡張
Acoustic Drums for Leap 生ドラム・キットとループ Leap用拡張
Analog Dreams 70〜80年代シンセを再現したPlay Series音源 Kontakt 8 Player対応
Hypha 自然音に着想を得たハイブリッド・サウンド Play Series
Ethereal Earth アンビエント系テクスチャ/サウンドスケープ Play Series
Jacob Collier Audience Choir Jacob Collierツアー客席合唱を収録したクワイア音源 ボーカル系
Irish Harp 34 弦ネオ・アイリッシュハープ音源 アコースティック
Yangqin 中国揚琴(ハンマーダルシマー)音源 ワールド楽器
Factory Selection 2 Kontakt Factoryライブラリから厳選されたドラム・ギター・シンセなど 大容量セット

 

3. Kontakt 8 Playerの使い方

 

Kontakt Playerは以下の2通りの方法で使用します。

  1. スタンドアローン起動
    KONTAKT単体で起動させて使用
    する
    MIDIキーボードなどの外部機器やKontakt Player上の仮想キーボードを使って音を出す
    主にライブ演奏や配信、音源の音色確認などで使用
  2. プラグインで起動
    DAW(Sonar、Cubase、Studio Oneなど)のプラグインとして使用
    する
 

3.1 スタンドアローンで使用する

 

手順1. Kontakt Playerの起動

デスクトップのショートカットからKontakt 8を実行します。

 

手順2. ライブラリから音色を読み込み

下の図の「Library」をクリックして画面を切り替えます。

 

VIEWタブの「Classic View」をクリックして表示をデフォルトから旧ラックへ変更します。

TIPS:Classic View
 

Classic Viewは音色(.nkiファイル)の選択やロードがシンプルなリスト表示になっているため、音色の管理や比較がしやすくなります。特に多くの音色を効率的に扱いたいときや頻繁に音色を切り替える作業にはClassic Viewがおすすめです。
また長くKontaktを使ってきたユーザーにとっても、直感的に操作ができるのが大きいです。

 

ライブラリから音色(.nki)ファイルを右側のエリアにドラッグ&ドロップ(①)します。色の付いたキーを押すことで音が出力(②)されます。
※キーボード非表示の場合、VIEWタブの「Keyboard」をクリックすると表示される

 

■トラブルシューティング:音が出力されない場合の対処方法-1

音の入出力に使用するオーディオドライバとデバイスが正しく設定されていない場合の対処法です。

  1. FILEタブの「Options…」 をクリック
  2. 「Audio」をクリック
  3. 「Driver」と「Device」が正しく設定できているか確認

「Driver」と「Device」の設定
 

■Driver
オーディオIFやPCのヘッドフォン・スピーカー端子などのデバイスに対応したドライバを選択
ASIOドライバに対応したオーディオIFを使用する場合は「ASIO」を選択
それ以外は用途に合わせて「WASAPI(Shared Mode)」または「WASAPI(Exclusive Mode)」を選択
※WASAPI(Exclusive Mode)は音質が良いが、デバイスを占有して複数のソフトウェアで同時使用できないので注意

 

■Device
音の出力に使用する機器を選択

 
 

■トラブルシューティング:音が出力されない場合の対処方法-2

オーディオデバイスに複数の出力チャンネルがあるとき、出力したいチャンネルとKontakt Playerの設定が異なっている場合があります。再設定の仕方は以下の通りです。

  1. VIEWタブの「Outputs」をクリックして右エリアにOutputsを表示
  2. 使用チャンネルの「1│2」と表示されている部分をクリック
  3. 出力させたいデバイスのチャンネルを選択
  4. 「OK」をクリック

 

■MIDIキーボードを使用して音を出力する方法

  1. VIEWタブの「Outputs」をクリックして右エリアにOutputsを表示
  2. 「MIDI」をクリック
  3. 「Inputs」をクリック
  4. MIDI入力に使用したいデバイスの「Status」をクリック
  5. 表示されたリストの「Port A」をクリック
  6. 「Omni」or「PortA:1」を選択し、MIDIキーボードの鍵盤を押して音の出力を確認
    ※「Omni」はすべてのMIDIチャンネルの入力を受け付けるようになる

 

3.2 プラグインとして使用する(DAWで立ち上げる)

手順1. VST3プラグインをプラグイン検索に含める

  1. 「C:\Program Files\Common Files\VST3」に「Kontakt 8.vst3」があるか確認
  2. DAWのプラグイン検索で「C:\Program Files\Common Files\VST3」を含める

■Cakewalk Sonarの例(VSTプラグインの検索)

手順2. DAWで「Kontakt 8」を立ち上げる

 

4. Kontakt Playerに新しい音源を追加する方法

 

Kontakt Player対応音源の中には無償公開されている音源もあります。これら音源の追加によってライブラリのバリエーションを格段に広げることができます。
本ブログではKontakt Playerに対応した無料ライブラリとして、ギター音源「Shreddage 3 Stratus Free」やベース音源「Shreddage 3 Precision FREE」のインストール方法と使い方を紹介する記事があります。どうぞこちらも参照してください。
Kontakt Playerに追加可能なライブラリは、シリアルナンバーありのライブラリとなります。シリアルナンバーなしのライブラリはフルバージョンのKONTAKTが必要です。

高品質無料ギター音源「Shreddage 3 Stratus Free」を使って重厚なギターサウンドを手に入れよう!インストール方法とKONTAKT PLAYERでの使用方法を分かりやすく解説。

 

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4.1 ライブラリの追加方法

 

Native Access左下の「Add Serial」をクリックします。

 

追加したいプロダクトコードを入力して「Add Serial」をクリックします。このときFile Managementの設定をしていない場合は『2.1 インストール先の設定を参照して設定してください。

 

Native Access左上の「New」に追加したライブラリが表示されます。インストールするライブラリの「Install」をクリックします。

 

インストールが完了後にKontaktPlayerのライブラリブラウザへ追加されます。