
最新版Kontakt 8 Playerについてまとめた記事は以下のリンクからどうぞ。
「KONTAKT PLAYER」はNative Instrumentsや他社の音源を再生できる無料のソフトウェアサンプラーです。DAWソフトと連携するほか、単体での起動もできるため、ライブや配信にも使えます。さらに民族楽器・ドラム・ギター・シンセ・電子楽器などの高品質な音源も含まれています。
またKONTAKT PLAYERは「KONTAKT」の一部機能が制限された無料版です。機能や付属音源で異なる点があります。
KONTAKT(フルバージョン):
- すべてのKONTAKTインストゥルメント(サウンドライブラリ)を読み込み可能
- 多種多様な楽器からサンプリングされた高品質なサンプルと、即戦力となるインストゥルメントを収録したKONTAKT Factory Library 2が付属
- インストゥルメントの広範囲な編集ができる
KONTAKT PLAYER(フリー版):
- KONTAKT PLAYER専用インストゥルメントのみ読み込み可能
- KONTAKTに付属する一部のサウンドを使用でき、無償のKONTAKT FACTORY SELECTIONをダウンロードするとサウンドライブラリを追加で入手可能
- インストゥルメントの編集が一部できる
詳細は以下の公式サイトをご参照ください。
https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/samplers/kontakt-7/
KONTAKTフルバージョンは単体で購入可能ですが、ほかのインストゥルメントなどがバンドルされた「KOMPLETE」 もあります(アフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)
KOMPLETEは以下の表(内容はKOMPLETE 14)のようにグレードの違いで価格と収録内容が大きく変わり、ユーザーが求めるものと予算に合わせて選択できるのが特徴です。
| START | SELECT | STANDARD | ULTIMATE | COLLECTOR’S EDITION |
||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収録される音源と エフェクトの数 |
18 | 19 | 87 | 140 | 148 | |||
| 収録される Expansionの数 |
記載なし (1500のループとサンプル) |
8 | 39 | 65 | 103 | |||
| サウンドの数 | 2000以上 | 15,000以上 | 43,000以上 | 84,000以上 | 141,000以上 | |||
| サンプル ライブラリー (圧縮時) |
6GB以上 | 50GB以上 | 350GB以上 | 1060GB以上 | 1.5TB以上 | |||
| 主な特徴 | スタジオ品質のサウンドを無償で使用可能 | 音楽制作に必要なツールを厳選 | あらゆるジャンルのサウンドを網羅 | 幅広い音楽ツールの膨大な コレクション |
最上位版ですべての製品を含む | |||
| 価格 | 無料 | ¥28,600 | ¥85,900 | ¥171,800 | ¥257,800 | |||
https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/bundles/komplete-14-standard/compare/
この記事ではKONTAKT 7 PLAYERのインストール方法と基本的な使い方の概要を説明します。
- 1. Native Accessのダウンロード
- 2. Kontakt 7 Playerとライブラリのインストール
- 3. KONTAKTライブラリの収録内容
- 4. Kontakt 7 Playerの使い方
- 5. Kontakt Playerに新しい音源を追加する方法
- よくある質問(FAQ)
- Q. KONTAKTとKONTAKT PLAYERの違いは何ですか?
- Q. Native Accessは必ずインストールしないといけませんか?
- Q. KOMPLETE STARTとは何ですか?
- Q. インストール先や容量はどれくらい必要ですか?
- Q. DAWで音が出ない場合はどうすればいいですか?
- Q. スタンドアローンで音が出ないときの対処方法は?
- Q. Kontakt Factory Selection 2にはどんな音源が入っていますか?
- Q. 追加で無料ライブラリを導入するにはどうすればいいですか?
- Q. フルバージョンのKONTAKTを購入したい場合はどう選べばいいですか?
- Q. KONTAKT 7 Playerと以前のバージョンとは何が違うのですか?
- Q. ライブ演奏や配信でもKONTAKT PLAYERを使えますか?
- Q. CPU使用率や動作が重くなるのが心配です
- Q. KONTAKT PLAYERでインストゥルメントをいじるとパラメータが見当たりません
- Q. ライブラリを移動したいのですがどうすればいいですか?
- Q. DAWで複数音源を同時に鳴らしたいです
- まとめ
1. Native Accessのダウンロード
「KONTAKT PLAYER」は現在、Native Instrumentsの様々な無償製品をパッケージした「KOMPLETE START」の一部となっています。
また、製品をPCに導入するにはNative Instrumentsソフトウェアのダウンロード・インストール・アクティベート・アップデートなどが可能なソフトウェアである「Native Access」を使用します。
1.1 アカウント作成(Native ID)またはログイン
1.KOMPLETE STARTダウンロードページへ移動
以下のURLにアクセスし、KOMPLETE STARTダウンロードページへ移動します。
「無料ダウンロード」をクリックします。

この先はNative IDを持っていない場合、新規アカウントの作成が必要です。
「Native ID」は 「Native Instrumentsのアカウント」とNative Instruments による音楽制作素材サイトである「Sounds.com」の両方にアクセスできる統合的なアカウントです。
2-A.アカウント作成(Native IDを持っていない場合)
- 「アカウントを作成する」をクリックして「新規アカウントの作成」画面へ移動。
- 「氏名」「メールアドレス」「パスワード」を入力して「作成」をクリック。

2-B.Native IDでログインする(Native IDを持っている場合)
- 「KOMPLETE STARTを入手する」をクリックして「NIでのログイン」画面へ移動。
- 「メールアドレス」「パスワード」を入力して「ログイン」をクリック。

1.2 KOMPLETE STARTの登録とNative Accessのダウンロード
「アカウントにKOMPLETE STARTを登録する」と表示された画面に移動後、「KOMPLETE STARTを入手する」をクリックします。

下の図が表示されたら赤枠をクリックして「Native Access」のインストーラを入手します。

1.3 Native Accessのインストールと起動
ダウンロードしたNative Accessのインストーラを実行すると自動でインストールが始まり、その後にNative Accessのログイン画面が表示されます。

Native Accessのログイン後、下の図のような画面が表示されます。ここまでの操作でNative Accessに「KOMPLETE STARTに含まれるアプリやライブラリ」が一覧として表示されます。

2. Kontakt 7 Playerとライブラリのインストール
2.1 インストール先の設定
Native Access画面左下の「Preferences」をクリックします。

Preferences画面の「File Management」をクリックすると、ダウンロードフォルダやインストールフォルダの一覧が表示されます。それぞれデフォルトは下の図のようになっており、「Browse」をクリックすることで任意のフォルダを指定できます。

- Download Location
インストールに必要なファイルをダウンロードするフォルダ。このフォルダ内のファイルはインストール後に削除される。
- Application Location
スタンドアローン(DAWから呼び出すのではなく単体で起動するアプリケーション)のインストール先。
- Content Location
サンプルファイルやライブラリなどがインストールされるフォルダ。Komplete Startをすべてインストールするには10GB以上の空き容量が必要。
- VST Location(32bit)
DAW(32bit)で使用するプラグインをインストールするフォルダ。32bitのDAWで使用する場合、DAW側でこのパスを登録する必要がある。
- VST Location (64bit)
DAW(64bit)で使用するプラグインをインストールするフォルダ。64bitのDAWで使用する場合、DAW側でこのパスを登録する必要がある。
※Kontakt 7 PlayerはVST3のみとなり、「C:\Program Files\Common Files\VST3」にインストールされます。
2.2 インストール
KONTAKT PLAYERとそのライブラリは以下通りです。各項目の下にある「Install」をクリックするとスタンドアローンやDAWで使用可能になります。
「KONTAKT PLAYER」関連の内容
- Kontakt 7 Player:プレイヤー本体
- Kontakt Factory Selection 2:ライブラリ(アコースティック・バンドなど)
- Kinetic Treats:ライブラリ(子ども用玩具で出した音をサンプリング)
- Play Series Selection:ライブラリ(シンセ、アンビエント、ピアノ系)

KOMPLETE STARTに含まれるアプリやライブラリのインストール方法について、以下の記事で詳しく解説しています。KONTAKT PLAYERと同様に、音楽制作に役立つ多くのツールがKOMPLETE STARTに収録されているので、ぜひご活用ください。
3. KONTAKTライブラリの収録内容
3.1 Kontakt Factory Select 2
「KONTAKT FACTORY SELECTION 2」は「KONTAKT PLAYER」や「KONTAKT」で読み込むことができるマルチサンプリング音源です。民族楽器・ドラム・ギター・シンセ・電子楽器などが含まれます。
- Acoustic:民族系7種
- Band:ドラム・ギター・ベースなど14種
- Beats:リズムパターン4種
- Vintage:電子楽器14種
- Synth:パッド・リード・ベース・アルペジオなど15種
Acoustic-Duduk.nki

BAND-Rock Guitar.nki

3.2 Kinetic Treats
「Kinetic Treats」は子供用ヴィンテージ玩具や道具の音を収録した「KINETIC TOYS」のフリー版です。
- Electric Train Set:プリセット数 11
- Record Player Music Box :プリセット数 11
- Xylo Polyphones:プリセット数 11

3.3 Play Series Selection
「Play Series Selection」は、Play Seriesから3製品「ANALOG DREAMS」「ETHEREAL EARTH」「HYBRID KEYS」の一部を収録しています。
- Analog Drems:ビンテージアナログサウンド系(プリセット数 10)
- Ethereal Earth:アンビエント系(プリセット数 10)
- Hybrid Keys:ピアノ・エレピ・マリンバなど(プリセット数 10)
1. Analog Drems.nki

2. Ethereal Earth.nki

3. Hybrid Keys.nki

4. Kontakt 7 Playerの使い方
「Kontakt Player」は以下の2通りの方法で使用します。
- スタンドアローン起動
KONTAKT単体で起動させて使用する方法で、MIDIキーボードなどの外部機器やKontakt Player上の仮想キーボードを使用して音を出す(主にライブ演奏や配信、音源の音色確認などで使用) - プラグインで起動
DAW(Cubase、Studio Oneなど)のプラグインとして使用する方法。
4.1 スタンドアローンで使用する
手順1. Kontakt Player の起動
デスクトップのショートカットからKontakt 7を実行します。

手順2. ライブラリから音色を読み込む
下の図の「Browser」をクリックして、ライブラリがラック表示される画面に切り替えます。

ライブラリから音色(.nki)ファイルを右側のエリアにドラッグ&ドロップします。

手順3. 音が出力されることを確認する
Kontakt Player内のソフトウェアキーボードを使用して、音源の音色が出力できることを確認します。下の図の手順でソフトウェアキーボードを表示し、色のついたキーを押すことで音が出力されます。

■トラブルシューティング:音が出力されない場合の対処方法1
音の入出力に使用するオーディオドライバとデバイスが正しく設定されていない場合の対処法です。
①「File」>「Options」 を開きます。
②「Audio」タブの以下の項目が正しく設定できているか確認します。

- 「Driver」
デバイス(オーディオインターフェイスやPCのヘッドフォン・スピーカー端子など)に対応したドライバを選択。ASIOドライバに対応したオーディオインターフェイスを使用する場合、「ASIO」を選択する。それ以外は用途に合わせて、WASAPI(Shared Mode)もしくはWASAPI(Exclusive Mode)を選択する。
※WASAPI(Exclusive Mode)は音質が良いがデバイスを占有して複数のソフトウェアで同時使用できないので注意。 - 「Device」
音の出力に使用する機器を選択。
■トラブルシューティング:音が出力されない場合の対処方法2
オーディオデバイスに複数の出力チャンネルがあるとき、出力したいチャンネルとKontakt Playerの設定が異なっている場合があります。以下の方法で再設定が可能です。
①「Outputs」を表示します。
②「1│2」と表示されている部分をクリックします。
③出力させたいデバイスのチャンネルを選択します。


■MIDIキーボードを使用して音を出力する方法
①「File」>「Options」 を開きます。
②「MIDI」タブの「Inputs」を選択します。
③「Device name」に使用可能なMIDI入力デバイスが一覧で表示されています。インストール時は「Status」がすべてOFFとなっているので、MIDI入力に使用したいデバイスの「Status」をクリック。リストから「Port A」を選択します。

④MIDI Chと表示されている部分をクリックし、「Omni」もしくは「PortA:1」を選択します。「Omni」はすべてのMIDIチャンネルの入力を受け付けるようになります。

⑤MIDIキーボードの鍵盤を押して音が出力されるか確認します。
MIDIキーボードを使用した音を出力方法についての説明は以上です。
4.2 プラグインとして使用する(DAWで立ち上げる)
手順1. VST3プラグインをプラグイン検索に含める
フォルダ「C:\Program Files\Common Files\VST3」に「Kontakt 7.vst3」があるか確認しDAWのプラグイン検索で「C:\Program Files\Common Files\VST3」を含める。
Cakewalk by Bandlabの例(VSTプラグインの検索)

手順2. DAWで「Kontakt 7」を立ち上げる

手順3. ライブラリから音色を読み込む
下の図の「Browser」をクリックして、ライブラリがラック表示される画面に切り替えます。

ライブラリから音色(.nki)ファイルを右側のエリアにドラッグ&ドロップします。

手順4. MIDI Chの設定
MIDI Chと表示されている部分をクリックし、DAW側のトラックで設定しているMIDIchと合わせます。通常は「Omni」もしくは「PortA:1」になります。
※「Omni」はすべてのMIDIチャンネルの入力を受け付けるようになります。

5. Kontakt Playerに新しい音源を追加する方法
Kontakt Player対応音源で無償公開されているものもあり、これらを追加してライブラリのバリエーションを格段に広げることもできます。
本ブログでは無料のKontakt Playerに対応したライブラリとして、ギター音源「Shreddage 3 Stratus Free」やベース音源「Shreddage 3 Precision FREE」のインストール方法と使い方を紹介する記事があるので、こちらも参照してください。
Kontakt Playerに追加可能なライブラリは、シリアルナンバーありのライブラリとなります。シリアルナンバーなしのライブラリはフルバージョンのKONTAKTが必要です。
5.1 ライブラリの追加方法
Native Accessの左下にある「Add Serial」をクリックします。

入手したプロダクトコードを入力して「Add Serial」をクリックします。このときFile Managementの設定をしていない場合は『2.1 インストール先の設定』を参照して設定します。

Native Accessの左上の「New」に追加したライブラリが表示されます。インストールするライブラリの「Install」をクリックします。

インストールが完了すると、KontaktPlayerのライブラリブラウザに追加されます。

よくある質問(FAQ)
KONTAKT PLAYERを使うときに疑問に思いそうなポイントをQ&A形式でまとめています。記事の内容を踏まえて、できるだけ分かりやすく整理しました。ぜひ参考にしてみてください。
Q. KONTAKTとKONTAKT PLAYERの違いは何ですか?
A: KONTAKT PLAYERは、KONTAKTの一部機能が制限された無料版です。
専用のライブラリや「KONTAKT PLAYER対応」の音源を読み込めますが、すべてのKONTAKTインストゥルメントを扱えるわけではありません。またフルバージョンに比べてインストゥルメント編集機能が制限されている点も異なります。
- KONTAKT(フル版)
すべてのインストゥルメントが読み込め、広範囲な編集も可能 - KONTAKT PLAYER(無料版)
専用インストゥルメントのみ読み込み可能で、編集機能は一部のみ
Q. Native Accessは必ずインストールしないといけませんか?
A: KONTAKT PLAYERを導入する際はNative Accessのセットアップが必須です。
Native AccessはNative Instruments製品の認証やインストールを一元管理するソフトです。KONTAKT PLAYERをはじめ、KOMPLETE STARTに含まれる音源やその他のライブラリも、Native Accessでダウンロード・アクティベートを行う仕組みになっています。
Q. KOMPLETE STARTとは何ですか?
A: KOMPLETE STARTは、Native Instrumentsが無料で公開している音源やエフェクト、ソフトウェアをまとめたバンドル製品です。
KONTAKT PLAYERもその一部に含まれており、無償で高品質なサウンドやプラグインを導入できるのが特徴です。DAWと合わせてDTMを始めたい方には特におすすめのパッケージです。
本ブログではKOMPLETE STARTを紹介する記事があるので、こちらも参照してください。
Q. インストール先や容量はどれくらい必要ですか?
A: インストール先はNative Accessの「Preferences > File Management」で自由に設定できます。
KONTAKT PLAYER本体とライブラリ(KONTAKT FACTORY SELECTION 2など)をまとめて導入するなら10GB以上の空き容量を確保しておくと安心です。
ダウンロード用フォルダとコンテンツ用フォルダを分けることも可能なので、容量の大きい外付けHDDやSSDなどを指定すると、PCのシステムドライブを圧迫しにくくなります。
Q. DAWで音が出ない場合はどうすればいいですか?
A: DAW内で音が出ない場合、以下の点を確認してください。
■プラグインフォルダが正しくスキャンされているか
KONTAKT 7はVST3フォルダ(例:C:\Program Files\Common Files\VST3)にインストールされます。DAWのプラグイン検索設定でこのフォルダが含まれているかを確認してください。
■MIDIチャンネルの設定
KONTAKT PLAYERのMIDI入力を“Omni”または“PortA:1”など、DAW側のトラックで設定しているMIDIチャンネルと同じに合わせます。
■オーディオデバイスの設定
使っているインターフェイスやスピーカーへ適切に出力されているかをチェックします。
Q. スタンドアローンで音が出ないときの対処方法は?
A: オーディオデバイス設定が合っていないと音が出ないことがあります。以下の点を確認してください。
■「File」>「Options」>「Audio」タブを選択
■Driverの選択
オーディオインターフェイスのASIOドライバ、またはPC標準のWASAPIなどを指定します。
■Deviceの選択
使用しているオーディオインターフェイスやスピーカー出力を選びます。
以上の3つ以外に、Outputs設定で出力チャンネルが正しく指定されているかも忘れずに確認してください。
Q. Kontakt Factory Selection 2にはどんな音源が入っていますか?
A: Kontakt Factory Selection 2には、民族楽器やバンド系ドラムのほか、ギター・シンセ・ビンテージ電子楽器など、幅広いジャンルの音源が含まれています。
一例としては以下のような内容があります。
- Acoustic:民族系7種(Dudukなど)
- Band: ドラム・ギター・ベース計14種
- Synth:パッド、リード、アルペジオなど合計15種
- Vintage:電子オルガンやエレピなど14種
どれもクオリティが高く、無料とは思えないサウンドが楽しめます。詳しい設定は当記事で解説している『3.1 Kontakt Factory Select 2』を参照してください。
Q. 追加で無料ライブラリを導入するにはどうすればいいですか?
A: 基本的にはNative Accessでシリアルナンバーを入力して登録し、インストールする流れです。具体的には次の手順となります。
- Native Accessを起動する
- 画面左下の「Add Serial」をクリック
- 入手したシリアルナンバーを入力
- 表示されたライブラリを「Install」
「KONTAKT PLAYER対応」と明記されている無料ライブラリでも、シリアルナンバーが同梱されている場合が追加条件となります。シリアルのないライブラリはフルバージョンKONTAKTでしか使えないのでご注意ください。詳しい設定は当記事で解説している『5. Kontakt Playerに新しい音源を追加する方法』を参照してください。
Q. フルバージョンのKONTAKTを購入したい場合はどう選べばいいですか?
A: KONTAKT(単体)をそのまま購入する方法のほか、KOMPLETEバンドルに含まれているケースもあります。KOMPLETEバンドルは以下の4つがあります。
- KOMPLETE 14 Select
- KOMPLETE 14 Standard
- KOMPLETE 14 Ultimate
- KOMPLETE 14 Collector’s Edition
グレードごとに収録音源の数や容量、価格が大きく異なるため、必要な音源や予算に合わせて最適なバンドルを検討してみてください。
Q. KONTAKT 7 Playerと以前のバージョンとは何が違うのですか?
A: KONTAKT 7 Playerは最新バージョンのエンジンが搭載され、対応するサウンドライブラリも更新されています。
ほかにもグラフィカルなインターフェイスの変更や、一部内部処理の最適化が行われているため、新しい音源を使うなら最新のプレーヤーを入れるのが基本です。以前のKONTAKT 6 Player対応ライブラリの多くも、KONTAKT 7 Playerで問題なく動作します。
Q. ライブ演奏や配信でもKONTAKT PLAYERを使えますか?
A: はい、スタンドアローンモードでの使用が可能です。MIDIキーボードなどを接続すれば単体で演奏や配信に活用できます。
音源切り替えもKontakt Playerのインターフェイス上で行うだけなので、PCのスペックに余裕があれば十分に実用的です。
Q. CPU使用率や動作が重くなるのが心配です
A: 高品質サンプリング音源は容量も大きく、CPU負荷やメモリ使用量が増える傾向にあります。以下の3つを検討してください。
■SSDを使用
読み込みを高速化できる
■RAMの増設
8GB以上(できれば16GB以上)あると快適
■サンプルのロード設定の調整
Kontakt内の「Memory」設定でプリロードバッファを減らすなど
ほかにもプロジェクト全体が重い場合はオーディオとして書き出す「フリーズ機能」を活用すると負荷を減らせます。
Q. KONTAKT PLAYERでインストゥルメントをいじるとパラメータが見当たりません
A: KONTAKT PLAYERでは上位版のKONTAKTに比べて編集機能が制限されているため、細やかなサンプル編集やスクリプトの設定などはできません。
シンプルなエンベロープ調整やエフェクトのOn/Off程度なら対応するインストゥルメントもありますが、細かい部分を編集をしたい場合はフルバージョンが必要になります。
Q. ライブラリを移動したいのですがどうすればいいですか?
A: 基本的にはNative Accessの「Preferences > File Management」でContent Locationを指定し直します。その後、一度ライブラリをアンインストールして再インストールを行うのがスムーズです。
手動でフォルダを移動した場合、Native Access側で再認識できないケースがあるため、なるべくアプリ上で指定を変更してから移動してください。
Q. DAWで複数音源を同時に鳴らしたいです
A: Kontakt Playerでもマルチティンバーは可能です。
右側のエリア(ラック)の「+ボタン」などから音源を追加し、MIDIチャンネルをそれぞれ設定すればOKです。DAW側でも複数のMIDIトラックを用意し、各トラックのMIDI出力をKontakt Playerのインストゥルメントと一致させてください。
まとめ
KONTAKT PLAYERは無料ながら高品質な音源を数多く収録し、スタンドアローンでもDAW連携でも活用できる便利なソフトウェアサンプラーです。
フルバージョンのKONTAKTにアップグレードすることでさらに広大なライブラリや詳細な編集機能を利用できますが、まずはKONTAKT PLAYERでDTMの楽しさを体験してみるのがおすすめです。
Q&Aで分からない点やトラブルへの対処法などが少しでも解決できれば幸いです。ぜひ実際に使いこなしながら、DTMライフを楽しんでください。




