私たちの多くが身近でよく聞くポップスをDTMで作る場合、どのような音源を選ぶと良いでしょうか?
ストリングス音源はメーカーから多種多様な内容で販売されていますが、今回紹介するポップスに使える音源は実はそんなに多くありません。ポップスでは残響や距離感の調整のしやすさの観点からドライな音で少人数編成(室内楽)が使いやすく、これらを選ぶことで作業効率アップも期待できます。
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SPITFIRE AUDIO
SPITFIRE CHAMBER STRINGS
- 税込価格 ¥104,423 (現地定価:USD 699.00) ※SONICWIRE公式HPでの表記価格
- 容量:80.9GB
- サンプリングレート:96kHz(テープ経由でのデジタル収録)
- 推奨メモリ:4GB
- エンジン:KONTAKT PLAYER 5
「SPITFIRE CHAMBER STRINGS」は少人数編成のヴァイオリン・ビオラ・チェロ・ベースをレアヴィンテージもののアナログ機材を仲介して96kHzデジタル収録したストリングス音源音源です。ロンドンのレコーディング・スタジオで収録され、Close・Tree・Ambientといった3つのマイクポジションを個別調整することで曲に合わせて距離感を演出できます。
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SPITFIRE STUDIO STRINGS PROFESSIONAL
- 税込価格 ¥74,547 (現地定価:USD 499.00) ※SONICWIRE公式HPでの表記価格
- 容量:210.6GB
- 推奨メモリ:4GB以上
- エンジン:KONTAKT PLAYER 5
「SPITFIRE STUDIO STRINGS PROFESSIONAL」はドライステージのストリングス音源です。ポップスだけでなく映画やゲーム音楽など、幅広いジャンルで使えるラインナップを揃えています。
小規模版の「SPITFIRE STUDIO STRINGS」から比較的安価でクロスグレードもでき、規模の違いを確認して自分に合ったグレードを選ぶと良いでしょう。
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BEST SERVICE
CHRIS HEIN SOLO STRINGS COMPLETE
- 税込価格:¥93,390 ※クリプトンHPでの表記価格
- 容量:約29GB
- 推奨メモリ:4GB
- エンジン:KONTAKT PLAYER 5
「CHRIS HEIN SOLO STRINGS COMPLETE」はソロ・ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス音源のバンドルセットです。
ストリングス音源の中でトップクラスの機能や奏法の多さにくわえ、音域も広いなど多くのメリットを感じる内容になっています。
ソロストリングス音源として見ると、奏法が非常に充実していたりポップス以外にオーケストラなどでも活躍が期待できたりとイチオシのストリングス音源です。
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AudiobroAudiobro
LA SCORING STRINGS 2.5
- 税込価格¥154,000(本体¥140,000)
- 容量:17GB
- 推奨メモリ:4GB
- エンジン:KONTAKT PLAYER 5
「LA SCORING STRINGS」は通称・LASS(ラス)と呼ばれているストリングス音源です。ドライな音色と人数調整が可能と比較的ポップスに向いてます。ただし音量やピッチなどにばらつきがあるなど調整に少々手間が掛かることや値段も高額とあって初心者向けではない音源でもあります。
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Vienna Instruments
SYNCHRON-IZED CHAMBER STRINGS
- 税込価格¥57,090 ※SONICWIRE HPでの表記価格
- 推奨メモリ:32GB以上
- エンジン:SYNCHRON PLAYER
「SYNCHRON-IZED CHAMBER STRINGS」は同メーカーの長年人気の室内楽音源・CHAMBER STRINGS 1をSYNCHRON PLAYER版としてリニューアルされたストリングス音源です。
CHAMBER STRINGS 1の音をドライな状態で収録していますが、エンジンや収録アーティキュレーション数などの違いがあります。
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EMBERTONE
JOSHUA BELL VIOLIN
- 税込価格 ¥32,703 (現地定価:USD 199.00) ※SONICWIRE公式HPでの表記価格
- 容量:9GB
- 推奨メモリ:4GB
- エンジン:KONTAKT・KONTAKT PLAYER(ともにver.5.6.8以降)
「JOSHUA BELL VIOLIN」は伝説的なヴァイオリニストのジョシュア・ベル氏が自身の愛用する歴史的名器ストラディバリウスを奏でた音色をサンプリングしたソロ・ヴァイオリン音源です。エフェクトを切ることでドライな音色になるためポップスに使えるなど、調整によって幅広い音色を演出できるようになっています。
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Hollywood Orchestra Opus Edition
- Diamond Download:税込¥137,717 ※ハイ・リゾリューション公式HPでの表記価格
- 容量:944GB
- 推奨CPU:8コア 2.7Ghz以上
- 推奨メモリ:32GB以上
- 推奨OS:ASIOドライバ使用のWindows 10/mac10.13以降
- 推奨ドライブ:NVMe SSD
- エンジン:Opusエンジン
Hollywood Orchestra Opus Edition はもともと販売されていた同タイトルを刷新したオーケストラ音源ですが、130GB以上新録したサンプルや新エンジンとなるOpusの採用で機能やUIなどもあって以前より断然使いやすくなっています。
総容量が944GBと激重なため環境の確認はいつも以上に入念にしたほうが〇。アーティキュレーションもそこそこ多く、クローズマイクの音もハッキリしているためポップスにも対応できると思います。
また、EastWestの全製品を使用することができるサブスクリプション「Composer Cloud」というサービスを利用して導入コストを安価で抑える方法もあります。
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